錦織破ったティエム、ナダルとの頂上決戦に自信満々「自分にはプランがあるんだ」
全仏オープンの男子シングルス準決勝が8日、行われ、世界ランク8位のドミニク・ティエム(オーストリア)が同72位のマルコ・チェッキナート(イタリア)を7-5、7-6、6-1で下し、ラファエル・ナダル(スペイン)が待ち構える決勝進出を決めた。英メディアによると、ティエムは“帝王”ナダル撃破へ向けて「プランがあるんだ」と自信をのぞかせている。
準決勝で格下を圧倒したティエムは、ナダルが相手でも臆するところなし
全仏オープンの男子シングルス準決勝が8日、行われ、世界ランク8位のドミニク・ティエム(オーストリア)が同72位のマルコ・チェッキナート(イタリア)を7-5、7-6、6-1で下し、ラファエル・ナダル(スペイン)が待ち構える決勝進出を決めた。英メディアによると、ティエムは“帝王”ナダル撃破へ向けて「プランがあるんだ」と自信をのぞかせている。
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4回戦で錦織圭(日清食品)を破ったティエムはやはり強かった。ドロップショットあり、ロブあり、強打あり――。徹底的に前後左右に揺さぶり、チェッキナートをストレートで破った。4大大会で初の決勝進出。次世代のクレーの王者と称される24歳は、絶対的帝王ナダルへの挑戦権をつかんだ。
どう戦うのか、ティエムには秘策があるのだという。英紙「デイリー・エクスプレス」が「ドミニク・ティエムが全仏オープン本命を倒す“プラン”を明かす」と題して特集している。
「オーストリアの若者ティエムがローラン・ギャロスにてシード外のイタリアのマルコ・チェッキナートを3セットで破り、決勝進出を果たした。24歳のティエムはクレーコートのスペシャリストとされ、3セットタイの激戦の中で初対面の相手に一流であることを見せつけた」
記事では準決勝をレポートしつつ、「世界8位は自信あふれる雰囲気を見せた」とナダル戦へ向けたティエムの意気込みを伝えている。