175cm馬場咲希が予選1位通過 女子ゴルフ期待の17歳、父は「ピンチも多くてハラハラ」
全米女子ジュニアゴルフ選手権第2日が19日(日本時間20日)、米ケンタッキー州のザ・クラブアットオールドストーン(6484ヤード、パー73)で行われた。3アンダーの6位から出た馬場咲希(日本ウェルネス高2年)は4バーディー、ボギーなしの69で回って通算7アンダーとし、ナタリー・ボー(米国)と並んで首位タイで予選を通過した。
175.3センチの長身、全米女子オープン49位で出場権獲得
全米女子ジュニアゴルフ選手権第2日が19日(日本時間20日)、米ケンタッキー州のザ・クラブアットオールドストーン(6484ヤード、パー73)で行われた。3アンダーの6位から出た馬場咲希(日本ウェルネス高2年)は4バーディー、ボギーなしの69で回って通算7アンダーとし、ナタリー・ボー(米国)と並んで首位タイで予選を通過した。
最終18番パー5。馬場は左の深いラフからの第3打をピン2メートルに寄せ、バーディーを奪った。そして、予選通過首位の選手に与えられるメダルを手にした。その後、インスタグラムを更新。「1位通過することができました」「2日間とも楽しかった。明日からのマッチプレーも頑張ります」「アメリカの大学に行きたくなっちゃった」などメッセージをつづった。
175.3センチの長身を誇る馬場は今季から急成長。270ヤードのドライバーショットを放ち、アプローチ、パットも高いレベルにある。4月の全米女子オープン日本予選会(36ホール)をボギーなしの通算5アンダーで4位通過。6月の全米女子オープンでは通算9オーバーの49位だった。日本人アマ選手では同大会8年ぶりの予選通過で、今大会の出場権も手に入れた。
同行している父・哲也さんは「今日はそれほど飛距離は出ていませんでしたが、リカバリーが良かったと思います。ただ、ピンチも多くてハラハラでした」と苦笑い。それでも、馬場自身は米国でのプレーを楽しみつつ、一打に集中しているようだ。
馬場のほか、伊藤二花(麗澤高2年)は73で回って通算2アンダーとし、14位タイと上位で予選通過。昨年のオーガスタ女子アマを制した梶谷翼(たけべの森GC)は75とスコアを落とし、通算6オーバーで予選落ちした。同大会は2日間で51位タイまでに入った57人と、通算5オーバーの9人のうちプレーオフ(現地時間20日午前に実施)で勝った7人が、マッチプレー方式で行われる決勝ラウンドに進出する。
(THE ANSWER編集部)