19年本塁打王アロンソ「MVPだ。才能にあふれた選手」

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は19日（日本時間20日）のオールスターで「1番・DH」で先発出場する。18日（同19日）には本塁打競争が開催された。メッツの主砲、ピート・アロンソ内野手はトレードが噂される大谷に“ラブコール”。「（メッツの地元）クイーンズは歓迎する」と話している。

　昨年、本塁打競争で2連覇を果たしたアロンソ。19年に53本塁打を放ってナ・リーグの本塁打王に輝いた27歳は、大谷の獲得を後押しした。

　米地元局「スポーツネット・ニューヨーク」公式ツイッターが公開したインタビュー動画で質問を受け、「（大谷がメッツに移籍になれば）素晴らしい」と歓迎。「彼はオールスター級の男。MVPだ。才能にあふれた選手。彼は最高だ。クイーンズは歓迎するだろうね」と賛辞を惜しまなかった。

　これまで多くのトレードの噂を取り上げてきた米メディアの間でも、メッツは移籍先の一つの候補として報じられることが多い。もちろん、獲得に関してはリップサービスはあるにせよ、球団の顔でもあるアロンソも大谷について好印象を持っていることは事実のようだ。