[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

大谷翔平が「自ら降板を告げた…」 フェンス直撃の飛球が生んだ奇跡のヒットが話題【前半戦の二刀流】

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は今季、投げては9勝、打っては19本塁打で前半戦を折り返した。主力打者とエースの役割を果たしている今年、グラウンド内外で生まれた名珍場面を「前半戦の二刀流」と題して振り返る。今回は5月。自ら打ったボールでスコアボードをひっくり返した“奇跡の一打”や、マウンドでの忘れ物、意外な集団からのブーイングなどが話題になった。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

前半戦の活躍を振り返る 今回は「5月」

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は今季、投げては9勝、打っては19本塁打で前半戦を折り返した。主力打者とエースの役割を果たしている今年、グラウンド内外で生まれた名珍場面を「前半戦の二刀流」と題して振り返る。今回は5月。自ら打ったボールでスコアボードをひっくり返した“奇跡の一打”や、マウンドでの忘れ物、意外な集団からのブーイングなどが話題になった。


【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

○「大谷翔平、自ら交代を申し出る」 打球が呼んだ超珍事に日本人も「本塁打より奇跡」

 敵地レッドソックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場した5日のレッドソックス戦。7回無失点11奪三振の快投で今季3勝目を挙げたが、打者としても8回無死満塁の打席で驚きの一打を放った。逆方向に放った大飛球は名物グリーンモンスターを直撃。登板中の投手を示す「17」のボードが打球の衝撃で落ちてしまったのだ。

 この動画を公開した「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏の投稿には「大谷翔平、自ら交代を申し出る」「ホームラン打つより奇跡」「スタッフのお手伝いまで…」「自援護と同時に降板の意思を示す大谷」「ベーブ・ルースが大谷にイタズラした」「自ら降板を告げた…」などのコメントが寄せられていた。

○登板中のマウンドで気づいた忘れ物 米反響「親近感がありすぎる瞬間だ」

 同日のレッドソックス戦ではマウンドでも珍事が。0-2の2回2死からヒットを打たれるとマウンドを降り、おもむろにベンチ方向へ歩き出した。そこでベンチに向かって泣けたのは黒い手袋。打席では白を着用しており、出塁した時に後ろのポケットに入れている走塁用手袋が、そのままだったようだ。

 米ファンからは「リトルリーグ思い出した」「少年時代の思い出」「12歳が野球するみたいに大リーグでプレーしてる」と少年野球でありがちな“忘れ物”に、ほっこりした様子の声が上がっていた。

○ぶつけられた死球に意外な集団が大ブーイング「ウケる」「なんか草」

 29日の本拠地・ブルージェイズ戦では「2番・指名打者」で先発出場し、第1打席から2打席連発となる10、11号を記録。6回の打席で右肘付近に死球を受けると、5月の最終月曜日にある米国のメモリアルデー(戦没者追悼記念)前日の休日に合わせて招待されていた、海兵隊から大ブーイングが上がった。

 ネットでは「海兵隊ブチギレてるのウケる」「なんか草」「海兵隊も怒るでぇ~!!」「海兵隊もブーイング」の声も。一般のファンのみならず、大谷の影響力が浸透していることが表れたシーンだった。

○敵地のサイン攻めでグラブを置いた場所に「ちびっこの間で流行るかな」

 大谷の人気が高いことは伝統チームの敵地でも証明された。「3番・指名打者」でスタメン出場した4日の敵地レッドソックス戦の試合前、三塁内野席のファンからサインを求められた大谷は投球練習のために持っていたグラブをひっくり返して頭に乗せ、両手を自由にして丁寧に対応した。

 エンゼルス球団公式ツイッターが「健全なコンテンツのMVP」と紹介したこのシーン、日本人ファンからは「頭のバナナかわいい」「おちゃめ感あって可愛いね」「朝から癒される」「グローブになりたいと初めて思った」「ちびっこの間でも流行るかな」などの声が上がっていた。

○初の満弾記念球をゲットした少年が発見され話題「一生忘れない思い出だ」

 9日の本拠地レイズ戦では「3番・DH」で先発出場し、7回にはキャリア初となる満塁弾を記録。二刀流の記念すべきメモリアル球をゲットした少年がネット上で発見されたが、この少年の強運ぶりが大きな話題となった。

 大谷の本塁打は右翼席から跳ね返り、そのボールは審判の手に。そして審判は右翼席のファウルゾーンの席にいた少年にこのボールを手渡した。この少年は試合前にマイク・トラウト外野手のサインもゲットしており、少年の父親は「今夜、息子は寝られないだろう」などとツイート。これには米ファンからも「最高じゃん」「彼の顔が全てを物語ってるわね」「一生忘れない思い出だ」などの声が寄せられていた。

 5月は一時首位に立つなど、好調だったエンゼルスの中で投打ともに調子を上げ、6月のさらなる躍進につなげた大谷。今月19日(日本時間20日)のオールスターゲームにも2年連続で選出されている。球宴の舞台でも、あっと驚く活躍を見せてくれるか。多くのファンが心待ちにしている。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集