大谷翔平に敵地メディアお手上げ 圧巻12K&9勝「5、6日ごとに類を見ないショー開演」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。打っては2回に自らを援護する2点三塁打を放ち、投げては12奪三振の力投で6回4安打1失点。メジャー自己最多タイとなる9勝目を挙げた。やられたアストロズの地元メディアも「野球史上類を見ないショー」「アストロズを圧倒した」とお手上げ状態だったと伝えた。
アストロズ戦で自己最多タイ9勝目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。打っては2回に自らを援護する2点三塁打を放ち、投げては12奪三振の力投で6回4安打1失点。メジャー自己最多タイとなる9勝目を挙げた。やられたアストロズの地元メディアも「野球史上類を見ないショー」「アストロズを圧倒した」とお手上げ状態だったと伝えた。
大谷が投打でチームを牽引した。投手としてはこの日も奪三振ショーを展開。最速101マイル(約162キロ)の剛速球にスライダーも冴え、日本人では野茂英雄に続き2人目の4戦連続2ケタ奪三振。さらに2回2死一、二塁の打席では相手先発ハビエルの96マイル(約154.5キロ)直球を引っ張り、右翼線への2点三塁打で自らを援護した。
強豪を7-1で下した快勝劇。アストロズが本拠地を置く米テキサス州ヒューストンの地元紙「ヒューストン・クロニクル」は、「ショウヘイ・オオタニの二刀流での躍動がエンゼルスを勝利に導く」との見出しで記事を掲載。「エンゼルスタジアムは5、6日ごとに野球史上類を見ないショーを開催する」「アストロズは(二刀流を)直接目撃しすぎている。水曜日もその一つだった」と大谷を称賛した。
4回の失点で連続無自責点イニングは32でストップ。記事では「ユリ・グリエルの4回のタイムリーは、オオタニの圧倒的な夜における唯一のミスだったかもしれない」と付け入るスキがほぼ無かったことを指摘。「今季アストロズから10三振以上を奪った投手はオオタニとトロントのケビン・ゴーズマンのみだ。オオタニはそれを2度達成した」と快記録を伝え、「オオタニは二刀流の躍動でアストロズを圧倒した」と脱帽していた。
(THE ANSWER編集部)