MLB史上初パターンの三重殺誕生で米話題 ボールを触った野手は2人だけ「マジで8-5?」
米大リーグが毎週選出している「電撃的なプレー」に“史上初”のトリプルプレーが選出された。MLBが動画を公開し紹介すると、「なぜこんなプレーが起きた?」「マジで8-5?」などの反響が集まっている。
4日のホワイトソックス戦での一幕
米大リーグが毎週選出している「電撃的なプレー」に“史上初”のトリプルプレーが選出された。MLBが動画を公開し紹介すると、「なぜこんなプレーが起きた?」「マジで8-5?」などの反響が集まっている。
ただの三重殺ではない。4日(日本時間5日)のホワイトソックスの本拠地で行われたツインズ戦。2-2で迎えた7回無死一、二塁の好機でホワイトソックスのAJ・ポロックがセンター後方に飛球を打ち上げた。中堅手のバイロン・バクストンは半身の体勢で猛ダッシュ。フェンス際で捕球すると、内野に素早く返球した。驚きはここからである。
2人の走者は打球に疑うことなく、大きく飛び出していたのである。三塁手のジオ・ウルシェラが送球を受けると、二、三塁間まで走っていた一塁走者をタッチ。そして自ら二塁を踏んで、二塁走者をアウトにした。まさかの野手2人だけでの「8-5」のトリプルプレーを完成させた。
MLBは毎週、「Electric Play(電撃的なプレー)」と題して、驚きのプレーに脚光を浴びせているが、今週はこの三重殺を選出。公式ツイッターに「史上初の8-5の三重殺は絶対に選出される」と記して、実際の映像を公開した。
コメント欄の米ファンからは「なぜハーフウェイで止まっていないんだ」「正直、恥ずかしいよ」「マジで8-5?」「珍しいプレーだ」「なぜこんなプレーが起きた?」などの喝とも取れる声などが集まっている。危機を脱したツインズは6-3で勝利を収めた。
(THE ANSWER編集部)