日米でちびっこ人気上昇、タレント紅蘭さんは3歳娘も虜に

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、6月に入って一気に投打で躍動。ここまで打者として19本塁打、投手として8勝を挙げる活躍でオールスターに2年連続で選出された。米国国内の子どもたちを虜にする一方、日本人タレントの3歳娘もすっかりファンになっている。

　大人だけでなく子どもの心も奪っている。4月、5月はややスロースタートだった大谷。それでも6月に調子を上げ、月間で打率.298、6本塁打、OPS.972という数字を残した。特筆すべきは投手での成績だ。4勝1敗、防御率1.52、奪三振は38。7月に入っても好調は維持し、6日（日本時間7日）の敵地マーリンズ戦では7回2安打1失点（自責点0）、10奪三振の快投を見せ、自身5連勝を記録している。

　他リーグのため、対戦機会の少ない敵地・マイアミでの一戦。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者によると、マーリンズ本拠地の今季の平均観客動員数は8000人弱に対し、大谷が先発登板した試合は平日1万8000人を超えるファンが来場。多くの子供たちが詰めかけた。人気は遠く離れたフロリダ州にまで伝わっていることが分かる。6月には大谷の本塁打に興奮したチアリーダーのコスチュームを着た少女のファンも話題になった。

　しかし、虜になっているのは米国人だけではない。タレントで実業家の紅蘭さんは渡米中に3歳の娘と共にエンゼルスタジアムで試合を観戦したことを自身のインスタグラムにつづると、帰国後も娘が大谷のファンになっていることを明かしている。

「はじめてのスタジアム！！　OHTANIさーんと叫び疲れたのか途中で寝ちゃった娘」と可愛らしいエピソードを明かした上で「帰国してからもTVに大谷さん 映るたびにOHTANIさーんと 完全にファンになってる娘w 行ってよかったー！！」と記した。コメント欄では、ファンからも「本場で見る大谷サンは迫力あっただろうなぁー」などと羨望の眼差しが向けられていた。

　大谷は2年連続で球宴に選出。試合はドジャースタジアムで開催されるので地元ロサンゼルスの盛り上がりは必至だ。日本でも多くのキッズファンがテレビ画面上で、その雄姿を目に焼き付けるに違いない。