競泳リオ五輪代表・青木智美が現役引退を表明「まさか私がオリンピアンになるなんて」
競泳の2016年リオデジャネイロ五輪代表・青木智美(アリーナつきみ野SC)が12日、自身のSNSで現役引退を表明した。
自身のSNSでメッセージ「日本選手権を最後に競技を卒業することを決めました」
競泳の2016年リオデジャネイロ五輪代表・青木智美(アリーナつきみ野SC)が12日、自身のSNSで現役引退を表明した。
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インスタグラムに「ご報告」と題してメッセージを掲載。「日本選手権を最後に競技を卒業することを決めました。3歳から水泳を始めてかれこれ20年以上、きつくて辛いこともありましたが、それよりもはるかに楽しくて嬉しいことの方がたくさんありました!」と心境をつづった。
ジュニア時代は無名だったが、「黄金世代」とも言われた94年生まれで徐々に頭角を現した青木。「みんな凄いなぁなんて思っていました。でも一歩ずつ少しずつにタイムを伸ばすことができ、日本代表にもなれ、オリンピックにも出場することができました! まさか私がオリンピアンになるなんて、私自身も含め誰も思ってなかっただろうなぁ(笑)」とつづり、2018年アジア大会400メートルリレー&メドレーリレー優勝などの思い出についても記した。
さらに、これまで支えてくれた家族、友人、指導者、所属先などへの感謝を述べた上で「これからは第二の人生が始まりますが、私らしく笑顔で楽しめたらいいなと思ってます! こんな私ですがこれからもよろしくお願いします!」と締めくくった。
27歳の青木は2016年リオデジャネイロ五輪800メートルリレーのメンバーとして8位入賞。日本の女子自由形で第一線として長く活躍した。投稿には、東京五輪2冠の大橋悠依から「智美さんお疲れ様でした」とのコメントが寄せられるなど、後輩選手からも惜別の声が上がっている。
投稿全文は以下の通り。
◇ ◇ ◇
日本選手権を最後に競技を卒業することを決めました。
3歳から水泳を始めてかれこれ20年以上、
きつくて辛いこともありましたが、
それよりもはるかに楽しくて嬉しいことの方が
たくさんありました!
ジュニアの頃は特別速い選手ではなく、
遠征も行ったことなければナショナルの合宿にも
行ったことはありません。
94年生まれは黄金世代なんて言われてて、
みんな凄いなぁなんて思っていました。
でも一歩ずつ少しずつにタイムを伸ばすことができ、
日本代表にもなれ、オリンピックにも出場することができました!まさか私がオリンピアンになるなんて、
私自身も含め誰も思ってなかっただろうなぁ(笑)
アジア大会ではみんなの力を借りて優勝することもできました!
あの時見た景色は特別で、感慨深いものがありました。
そんな順風満帆だった競泳人生ですが、
最後の2年くらいはコロナの関係もあり、
うまくタイムを出すことができず正直悔しくて苦しかったです。
まぁ、これもいい経験!いい思い出!(笑)
私が日本代表として活躍できたのは、家族や友人、
コーチやトレーナー、大学の監督や、所属先の会社の方など、
応援してくださった皆さんのおかげです。
ありがとうございました!
皆さんの応援がなければここまで続けられなかったし、
こんな経験もできなかったと思います。本当に感謝してます!
これからは第二の人生が始まりますが、
私らしく笑顔で楽しめたらいいなと思ってます!
こんな私ですがこれからもよろしくお願いします!
(THE ANSWER編集部)