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大谷翔平、トレード先候補の強豪5球団 海外識者が予想「FA流出をさせないチームだ」

ビレンバウム氏が5球団を列挙「ヤンキース、ドジャース。もしかすると…」

 ナショナルズは2021年、ドジャースにマックス・シャーザー投手(現メッツ)とトレイ・ターナー内野手のオールスターコンビを放出。ドジャースのトッププロスペクト4選手を獲得した。これを引き合いに、ビレンバウム氏はこう説明している。


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「エースレベルの先発投手で、インパクトを与える野手のオオタニからエンゼルスはより多くの(ナショナルズ以上の)人材を獲得できると言っていい。なぜなら、大谷のロースター枠は1で、エンゼルスは29球団と交渉可能だからだ」

 シャーザーのようなトレード拒否球団の条項がなく、シャーザーとターナーと比較した大谷の年俸の安さから、エンゼルスは大谷とのトレードでナショナルズ以上のメガディールを期待できるという見方だ。

 こうなると、注目は大谷の新天地候補。二刀流のスーパースターを獲得する球団には多くのプロスペクト選手の供出が求められる。ビレンバウム氏は「オオタニの1年半に未来を担保する球団は多くないが、それでも彼はオオタニなのだ。本当に獲得可能となれば、優勝候補はトレードを狙う。手を挙げる球団の想像は難しくない」と指摘する。

 その上で「ファームシステムが人材豊富で、FAで流出させない契約延長が可能な資金潤沢なチームだ。ニューヨーク・ヤンキース、ロサンゼルス・ドジャース。もしかすると、トロント・ブルージェイズ、ボストン・レッドソックス、あるいはサンフランシスコ・ジャイアンツだ」と強豪5球団をトレード先に挙げている。

 近年のエンゼルスの苦境には「長年に渡る不振はダメな選手への投資、選手育成の稚拙さ、長年の運の悪さ」と三重苦を挙げた。そして「球団が方向性を正し、トラウトのキャリア後半を救うには、トラウトを凌駕できる唯一の選手をトレードで出すことだけ」と辛口の提言で締めくくった。

(THE ANSWER編集部)


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