大谷翔平、トレード先候補の強豪5球団 海外識者が予想「FA流出をさせないチームだ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、チーム事情などでトレード話が浮上している。海外メディアはエンゼルスの年俸バランスや補強の困難さを挙げながら、球団の立て直しへ大谷をめぐる大型トレードの重要性を指摘。新天地候補として強豪5球団について早くも持論を展開した。
2021年に大型トレードのシャーザー投手と比較
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、チーム事情などでトレード話が浮上している。海外メディアはエンゼルスの年俸バランスや補強の困難さを挙げながら、球団の立て直しへ大谷をめぐる大型トレードの重要性を指摘。新天地候補として強豪5球団について早くも持論を展開した。
これまでも米メディアの中で取りざたされてきた大谷のトレード話。そんな中、カナダのスポーツ専門メディア「ザ・スコア」の公式YouTubeは「ショウヘイ・オオタニをトレードすることがエンゼルスの前進する唯一の方法」と銘打って、多角的にその可能性や必要性を報じている。
同メディアでシニアエディターを務めるジョナ・ビレンバウム氏は、大谷とマイク・トラウト外野手という世代を代表する2人の才能を擁しながらも、結果が出ていないことを指摘。さらに、来年オフにFAとなる大谷との再契約に莫大な資金が必要となるエンゼルスの金銭事情に加え、最悪とも言われるマイナーのタレント不足の影響で補強が困難になっていることも大谷のトレード話が加速している理由だという。
その中で、契約年数が1年半残る現時点で大谷をトレードに供出することは、エンゼルスが問題解決のために多くの有望株を手にできるとし、V字回復に向けた最大のチャンスと見ている。
もちろん、大谷のトレードは「メジャー史上最も別格な選手との受け入れがたい離別」(ビレンバウム氏)。それだけにトレードによる価値を図る難しさも紹介している。