自転車レースで選手が「頸椎骨折」の事故 米報道「携帯で撮影するファンと激突した」
世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスで選手が観客と接触し、頸椎骨折の事故に見舞われていた。米メディアが動画付きで報道。「携帯電話で撮影しようとしているファンが激突した」と伝えた。
ツール・ド・フランスで事故が発生
世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスで選手が観客と接触し、頸椎骨折の事故に見舞われていた。米メディアが動画付きで報道。「携帯電話で撮影しようとしているファンが激突した」と伝えた。
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まさかの相手とクラッシュした。6日のレースで細いコースを走る選手たち。沿道に柵などはなく、観客は興奮気味に見守った。しかし、次々と猛スピードで通り過ぎる中、わずかにはみ出た観客と選手が接触。後続の選手も巻き込まれ、転倒した。
動画付きで報じたのは米メディア「TMZ」。「ツール・ド・フランス、レース中の激しい衝突の中で首を骨折」との見出しで記事を掲載した。怪我を負ったのはダニエル・オスという。記事では「自転車競技のスター、ダニエル・オスは水曜のレース中にファンと衝突。首を骨折するなどして残りのツアーを棄権することとなった」と伝えた。
記事によると、オスの所属チームであるトータル・エナジーズが7日に詳細を発表したという。さらに「この衝突は映像に収められている。白いヘルメットを着用してコースの端を走っているオスと携帯電話で撮影しようとしているファンが激突したのが分かるだろう」と説明。「オスはゴールすることができたが、検査の結果、頸椎を骨折していることが判明した。残りのツアーは欠場するという」とつづった。
オスは数週間、骨を固定する必要があるという。
(THE ANSWER編集部)