F1ハミルトン、コース乱入の危険抗議に“理解”も「危険なスポーツ。安全にやるべき」
3日にシルバーストン・サーキットで行われた自動車レースのF1第10戦イギリスGP決勝は、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)のF1初優勝で幕を閉じた。レース中にはハプニングも発生。赤旗でマシンが減速する中、コースに活動家7人が侵入。座り込んだところを関係者に引きずり出されたが、3位に入ったルイス・ハミルトン(メルセデス)は「彼らのような人たちがもっと必要だ」などと語ったという。米メディアが報じた。
イギリスGPで乱入者がコース上に侵入
3日にシルバーストン・サーキットで行われた自動車レースのF1第10戦イギリスGP決勝は、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)のF1初優勝で幕を閉じた。レース中にはハプニングも発生。赤旗でマシンが減速する中、コースに活動家7人が侵入。座り込んだところを関係者に引きずり出されたが、3位に入ったルイス・ハミルトン(メルセデス)は「彼らのような人たちがもっと必要だ」などと語ったという。米メディアが報じた。
イギリスGP決勝はスタート直後に多重クラッシュが発生。ハプニングは赤旗が振られる中で生まれた。オレンジ色のシャツをまとった複数人がバリアを飛び越え、コース上に座り込んだのだ。各ドライバーは減速していたとはいえ、危険極まりない行為。関係者が急ぎ両脇を抱えて、コース外に引きずり出していた。
7人が逮捕されたと報じた米ESPNは、記者会見でハミルトンが語ったコメントも紹介。「何の抗議をしていたのか知らなかったが、いま知った。抗議者たちを誇りに思う。地球のために戦う人たちが大好きなんだ。彼らのような人たちがもっと必要だ」と話したことを伝えた。
メルセデス公式ツイッターは、レース後に改めてハミルトンのコメントを画像メッセージで投稿。「見ての通り、これは非常に危険なスポーツです。今日は抗議者たちに気付きませんでした。信じることのために立ち上がる人たちのことは応援したいと思いますが、安全にやるべきです。レースサーキットでは抗議をしないでください。私たちはあなたたちに危害を与えたくないのです」と、今回の行動自体を支持したわけではないことを強調していた。
(THE ANSWER編集部)