錦織は本命ジョコの有力対抗馬? 全豪展望、地元紙評価は…
対抗馬に挙がる錦織、しかし「疑問があるとすれば…」
マレー以外に対抗馬として名前が挙がっているのは、世界ランク3位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、そして錦織だ。
「最高の状態の彼は、世界のどんなプレーヤーとも遜色がない。しかし、ケイ・ニシコリに対する疑問があるとすれば、7試合続けて同じレベルでの試合をこなせることができるかどうかだ」
こう述べた上で、昨年の全米オープンでマレーをフルセットの末に下して能力の高さを見せながら、次の準決勝でワウリンカに敗れたことを例に出し、体力面の課題を指摘。その一方で「過去5年、全豪で2週目に進んでおり、メルボルンで力強い経歴を持っている」と全豪での相性を強みに挙げた。
マレーやラオニッチ、錦織といった対抗以外にも“可能性あり”という欄で、フェデラー、そしてラファエル・ナダル(スペイン)といったかつてのNO1プレーヤーも紹介。またニック・キリオス(オーストラリア)も地元勢の期待の星として取り上げられた。
錦織は勝ち上がれば4回戦でフェデラー、準々決勝でマレーと戦う可能性が出る厳しい組み合わせに入った。対抗の評価を受ける中で、ベストの戦いを見せ続けられるだろうか。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images