世界陸上の“新リレー侍”が公開練習 最年長27歳の小池祐貴「メダルは現実的な目標」
高平慎士ヘッドコーチ「坂井選手のスタートは近くで見ていて臨場感がある」
柳田大輝(東洋大・18歳)「布勢スプリントで日本選手権の疲労や暑さ慣れしていないことで不甲斐ない結果になった。リフレッシュして合宿に入ったし、昨日、今日練習して状態がよかった。地力をつけて臨みたい。小学生の頃に日本代表になりたいと思うようになって、本当に日の丸をつけて走れる。今までメダルを獲ったり、日本代表には実績があるので、それに恥じない走りをしたい。
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今回はリレーだけ。本番直前まで走るかどうかもわからないので、走ることになれば自分の力を最大限発揮してメダルを獲れるように貢献したい。持ち味はストライドを生かした走り。走順はこだわりがないというか、『ここやれよ』と言われたら自分の持てる力を出すだけだと思います。まだ10代なので、若さゆえの勢いというか、イケイケドンドンという感じで明るさを与えられたら」
鈴木涼太(スズキ・23歳)「日本選手権は100メートル、200メートルどっちも走って疲れはあった。布勢スプリントにも出たけど、体力も回復して順調に来ています。前半がハマるときは凄くいいピッチになる。そこから後半に繋がる走りをしたい。リレーは2走と4走を多くやっているので、そこら辺を走れたらと思います。世界リレーで一緒に組んだ選手は多い。世代も近いのでとても話しやすい、仲のいい選手もいる。チーム一丸となってメダルを目標に頑張りたい」
高平慎士ヘッドコーチ(オリンピック強化スタッフ・北京五輪銀メダルメンバー)「新しい選手が非常に多くてどんな練習するのか、どんな話をするのか把握するのに精一杯でした。仕上がりとしては各選手順調に来ている。『よし、行くぞ!』という気持ちになっているように見受けられます。
私もある程度いろんな選手を見てきているので、私の図鑑に載っていないような選手はいませんが、やっぱり坂井選手のスタートは近くで見ていて臨場感がありました。もちろん坂井選手がそこ(第1走者)を務める可能性はある。ただ、チームのメンバーの良さを十分に生かせるようにしたいです。小池選手も実力を持った走りをする。どの選手も素晴らしいものを持っていないとここには来られていないので、持ち味を出してほしい。個人種目のある選手はまずは個人種目をしっかり戦ってほしい」
(THE ANSWER編集部)