大谷翔平、敵軍107勝OBが仰天したマウンドでの一幕「これは見たことない。分からない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ホワイトソックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。6回途中5安打無失点、11奪三振の快投で今季7勝目を挙げた。敵地中継の実況席は、3回の大谷のウォーミングアップに脚光。「こんなの見たことない」と驚きを伝えた。
ホワイトソックス戦で11奪三振無失点の力投で7勝目
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地ホワイトソックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。6回途中5安打無失点、11奪三振の快投で今季7勝目を挙げた。敵地中継の実況席は、3回の大谷のウォーミングアップに脚光。「こんなの見たことない」と驚きを伝えた。
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大谷の思わぬ姿に注目したのは、ホワイトソックスの本拠地シカゴで試合を中継した米放送局「NBCスポーツ・シカゴ」だった。3回のマウンド。先頭打者が打席に入った際、解説を務めたスティーブ・ストーン氏は「見たこともないようなことを、ショウヘイ・オオタニがしているのを今見た。すべてのウォーミングアップでの投球をゆるい山なりのボールを投げていた」と投球練習の様子を紹介した。
実況のジェイソン・ベネッティ氏から「なぜだと思うか」と聞かれると、ストーン氏は「いままでこんなの見たことないから、分からない。すでに十分温まっているということなのかな。全投球が40マイルを超えていなかったと思う」「本当に信じらない。通常、投手は最初の2球くらい緩く投げて、そのあと少し強い球を投げる。でもオオタニは違う。彼にはプランがあって、それを遂行するんだ」と驚きを伝えてた。
ストーン氏は現役時代、ホワイトソックスなどで活躍。11年のキャリアで320登板、107勝を記録。1980年には25勝をマークし最多勝、サイ・ヤング賞を受賞した名右腕だ。大谷は打者としては3打数無安打だったが、快投でチームの4-1の勝利に貢献。7勝目の裏側が意外な脚光を浴びていた。
(THE ANSWER編集部)