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大谷翔平、“ニンジャ氏”が最強右腕デグロムとの違い指摘「そういう意味で異なります」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季すでに6勝をマークしているが、2人の米識者が「投手・大谷」の凄さを語り合った。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家は「彼(大谷)はMLBの全ての投手が羨むような武器(球種)を持っている」と絶賛している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷を追いかける2人の識者による対談が実現

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、今季すでに6勝をマークしているが、2人の米識者が「投手・大谷」の凄さを語り合った。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家は「彼(大谷)はMLBの全ての投手が羨むような武器(球種)を持っている」と絶賛している。


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“大谷マニア”として知られる米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリスト、ベン・バーランダー氏がホストを務めるポッドキャスト番組「フリッピンバッズ・ポッドキャスト」にゲスト出演したのは投球分析家のロブ・フリードマン氏。大谷が登板する度に、投球動画を自身のツイッターで紹介するなど、バーランダー氏同様に一挙手一投足を追い、日本の野球マニアの間でもお馴染みの存在になっている。

 そんな二刀流右腕に夢中の両者の対談が実現。「あなたの知見から、彼の投球がどれほど凄いのか語ってもらえますか?」とバーランダー氏が質問すると、フリードマン氏は「球種がクレイジーです。私が思うに彼は打者としてより投手としての方が優れています」と投手・大谷をより評価。理由については「なぜならスプリットは安打不可能です。100マイル以上の球を投げるし、スライダーの変化量は凄いです。カーブも投げられます」と答え、各球種が一級品であることを挙げた。

 さらにバーランダー氏は大谷が投手に専念した場合、サイ・ヤング賞を2度受賞しているジェイコブ・デグロム(メッツ)になれるとの声もあることを紹介すると、フリードマン氏は「デグロムとは違うタイプだと思います」と意見を述べた。「デグロムは全てをシンプルにこなします」と語り、投手として全体的な能力が優れている点がデグロムの凄さだと説明した。

 一方で、大谷に関しては「ショウヘイは多くの武器があるということが素晴らしい。彼は圧倒的な投球をする。そういう意味でデグロムとは異なります。そうだね、投手に専念したら複数回サイ・ヤング賞を獲れるだろう」と球種の多彩さを称賛。さらに「ファンの人に知ってもらいたいのは、彼が一生に一度の存在ということ。彼はMLBのどの投手も羨むような武器(球種)を持っています」とも語り、二刀流スターをとにかく褒めちぎっていた。

(THE ANSWER編集部)


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