錦織は「武器がありすぎ」 完敗シモンの地元紙も脱帽「ケイの相手にならなかった」
テニスの全仏オープンは1日、男子シングルス3回戦で世界ランク21位の錦織圭(日清食品)が同65位ジル・シモン(フランス)を6-3、6-1、6-3のストレート勝ちを収めた。フランス地元紙は「あまりに武器がありすぎる」と復調の錦織の強さに脱帽している。
錦織にストレートで完敗に地元シモン、仏紙も脱帽「あまりに武器がありすぎる」
テニスの全仏オープンは1日、男子シングルス3回戦で世界ランク21位の錦織圭(日清食品)が同65位ジル・シモン(フランス)を6-3、6-1、6-3のストレート勝ちを収めた。フランス地元紙は「あまりに武器がありすぎる」と復調の錦織の強さに脱帽している。
錦織の圧倒的な強さが際立った。地元ファンの声援に後押しされた元世界ランク6位の実力者シモン。しかし、日本のエースを前に2時間1分で完敗となった。地元紙「レキップ」は「ジル・シモンはケイ・ニシコリの相手にならなかった」と速報。記事では、ショットが冴え渡った錦織のオールラウンダーぶりを称賛している。
「この日本人にはあまりに多くの武器があり、そして多彩だった。ニシコリが自由自在に試合を操る中、ジル・シモンはコートの隅から隅まで走り回り、必死に守った。歩く場面はほとんどなかった」
さらに、錦織の攻撃的姿勢も高く評価。「モンテカルロのファイナリストに心配などなかった。この試合で一度もリードを許さなかったからだ! よりアグレッシブに、より鋭く、より迫力が存在した!」とつづり、ストロークでは39本のウィナーを勝ち取る一方で、シモンは12本に留まっていたデータも紹介していた。
4回戦で世界ランク8位のドミニク・ティエム(オーストリア)と対戦する錦織。目下の充実ぶりは地元紙も認めるほど。元世界ランク4位の完全復活は、もうすぐそこだ。
(THE ANSWER編集部)