F1観客悲鳴のスピン→ウォール衝突 名手のチャレンジに海外反響「勇敢な動きだった」
先週末に開催された自動車レースのF1第9戦カナダGPは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の今季6勝目で幕を閉じた。4位だったジョージ・ラッセル(メルセデス)は、18日(日本時間19日)のQ3終盤にスリックタイヤを選択。ウエットコンディションの中で勝負に出たが、コーナーでスピンし、ウォールに衝突してしまった。観客席からも悲鳴が上がった実際の映像には、「トライの価値はあったと思う」「報われない時もある」などと注目が集まった。
ラッセルは予選で勝負に出るもスピン
先週末に開催された自動車レースのF1第9戦カナダGPは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の今季6勝目で幕を閉じた。4位だったジョージ・ラッセル(メルセデス)は、18日(日本時間19日)のQ3終盤にスリックタイヤを選択。ウエットコンディションの中で勝負に出たが、コーナーでスピンし、ウォールに衝突してしまった。観客席からも悲鳴が上がった実際の映像には、「トライの価値はあったと思う」「報われない時もある」などと注目が集まった。
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コントロールを失った。タイムをあげるため、Q3最終盤にスリックタイヤを選択したラッセル。雨で濡れた連続コーナーを曲がり切れなかった。マシンの制御ができず、リアウイングからウォールに衝突。ぶつかった際の勢いはそれほどなく、ラッセルは無事だったが、間近の観客席で見つめていたカナダのファンは立ち上がって悲鳴をあげた。
F1公式インスタグラムが実際の映像を公開。「ギャンブルは時に報われない時もある。ウエットコンディションの中、ジョージ・ラッセルはスリックタイヤを選択したが、リヤウイングを損傷し、コース外に出てしまった」と紹介した。海外ファンからは「トライの価値はあったと思う」「リスクを取らないと勝てないもんね」「勇敢な動きだった。上手くいかなかっただけ」「凄いな、ジョージ」「彼を非難することはできない」などとコメントが集まった。
英専門メディア「オートスポーツ」は、ラッセルのコメントも紹介。「うん。ハイリスク、ハイリターンだったんだ。今日は報われなかったんだけど」と後悔していない様子で「ウォームアップラップでラスト1周が勝負だと思っていた。でも簡単にはいかないね」と選択の意図も明かしている。「報われなかった。でも世界の終わりということではないからね」とも振り返っている。
(THE ANSWER編集部)