全米OPで怒りのクラブ投げ&破壊 大暴れの選手に米皮肉「ゴルフ史に残るクラブ投げ」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーの海外メジャー第3戦・全米オープンで米国選手が見せた大暴れに注目が集まっている。19日(日本時間20日)に米マサチューセッツ州ザ・カントリークラブで行われた最終日。この日だけで10オーバーを叩いたグレイソン・マレー(米国)は、イライラからクラブをグリーンの外にぶん投げたり、真っ二つにへし折ったり大荒れだった。米メディアは怒りの動画を公開。「正気を失う」「ゴルフ史に残るクラブ投げだった」と報じた。
マレーの行動に米メディア注目「ゴルフ史に残るクラブ投げだった」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーの海外メジャー第3戦・全米オープンで米国選手が見せた大暴れに注目が集まっている。19日(日本時間20日)に米マサチューセッツ州ザ・カントリークラブで行われた最終日。この日だけで10オーバーを叩いたグレイソン・マレー(米国)は、イライラからクラブをグリーンの外にぶん投げたり、真っ二つにへし折ったり大荒れだった。米メディアは怒りの動画を公開。「正気を失う」「ゴルフ史に残るクラブ投げだった」と報じた。
我慢が限界に達した。385ヤードの7番パー4。第2打をグリーン奥に外し、ラフにつかまった。アプローチに手間を要し、結果的にこのホールはクアドラプルボギー(+4)。カップから球を拾い上げた直後、怒りを露わにした。ピッチャーのようにパターをグリーン外に放り投げる。503ヤードの10番パー4では、残り196ヤードのフェアウェーから放った2打目がグリーン左のラフへ。打球を見届けると、クラブを膝で真っ二つに破壊した。
米専門メディア「ゴルフ.com」公式ツイッターは、文面に「グレイソン・マレーは自身のクラブに不満」と記して動画を公開。米地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「全米オープンで正気を失い、パターを投げ、膝でクラブを折る」との見出しで記事を掲載し、「怒りから、膝でクラブを折り曲げた」と伝えた。
米専門サイト「ゴルフウィーク.com」も「ゴルフ史に残るクラブ投げ」「バッグが軽くなり、キャディーは幸せだっただろう」と皮肉交じりに紹介。米専門局「ゴルフチャンネル」は「腹を立て、パターを投げ、アイアンを折る」と記事を掲載。「全米オープンは全選手の忍耐力を試す。日曜、その忍耐力が音を上げることもある」とコースの難しさも指摘していた。
10番でボギーを叩いたマレーはその後もスコアを2つ落とし、この日だけで10オーバー。通算18オーバーの63位で大会を終えた。
(THE ANSWER編集部)