打球が観客の頭部直撃 “最後”の全米OPだったミケルソンに英紙「忘れたいほど悲惨」
米男子ゴルフの今季メジャー第3戦・全米オープン(OP)は17日(日本時間18日)、第2日が行われ、52歳のフィル・ミケルソン(米国)が通算11オーバーの134位で予選落ちした。“最後”の大会でミスショットが観客の頭部に直撃。海外メディアは画像付きで「忘れたいほど悲惨な1週間を集約したようなもの」と注目している。
ミケルソンが男性ギャラリーの元へ歩いて謝罪
米男子ゴルフの今季メジャー第3戦・全米オープン(OP)は17日(日本時間18日)、第2日が行われ、52歳のフィル・ミケルソン(米国)が通算11オーバーの134位で予選落ちした。“最後”の大会でミスショットが観客の頭部に直撃。海外メディアは画像付きで「忘れたいほど悲惨な1週間を集約したようなもの」と注目している。
3番パー4の第1打、ミケルソンの打球はミスショットになった。ギャラリーの方向へ飛んでいった打球。なんと男性ファンの頭部に直撃してしまった。ミケルソンは男性客の元に足を運び、謝罪した上で自身のグラブを差し出したという。このホールはパーでしのいだ。
英紙「ミラー」がこのシーンの画像付きで記事を掲載。「USオープンでミケルソンの打球がファンに当たり、顔を床に倒してしまう」と見出しを打った。状況を説明した上で、「フィル・ミケルソンが行くところには、ドラマがつきまとう」「彼のミスショットは、PGAツアーに復帰した52歳の忘れたいほど悲惨な1週間を集約したようなものとなった」と表現した。
前週、ミケルソンは超高額賞金の新ツアーとして注目を集めた「LIV招待」の開幕戦に参戦。通算10オーバーの33位だった。この大会の出場を巡り、複数の選手が米男子プロゴルフ(PGA)ツアーから事実上の追放処分を受けた。今大会は全米ゴルフ協会(USGA)主催のため、ミケルソンは出場できたが、“最後”の全米オープンとなる可能性が取り沙汰されている。
ミケルソンはメジャー通算6勝を誇るレジェンド。今大会を制すればグランドスラム達成だったが、予選落ちで快挙の夢は散った。
(THE ANSWER編集部)