故意にフライを落とした頭脳的併殺に米注目 怠慢走塁の打者は「酷いランニングだ」
米大リーグで生まれた一塁手の“頭脳プレー”に注目が集まっている。4日(日本時間5日)のダイヤモンドバックスとパイレーツの一戦。ダイヤモンドバックスの一塁手、クリスチャン・ウォーカーが状況を好判断して、ポップフライを併殺打にした。このプレーに「インフィールドだと思った」「ベースランニングを勉強しないと」などの声が寄せられている。
ダイヤモンドバックスのウォーカーが好判断
米大リーグで生まれた一塁手の“頭脳プレー”に注目が集まっている。4日(日本時間5日)のダイヤモンドバックスとパイレーツの一戦。ダイヤモンドバックスの一塁手、クリスチャン・ウォーカーが状況を好判断して、ポップフライを併殺打にした。このプレーに「インフィールドだと思った」「ベースランニングを勉強しないと」などの声が寄せられている。
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周りをよく見ていた。2回無死一塁でパイレーツのロドルフ・カストロが一塁へ凡フライを打ち上げた。しかし、アウトと判断したのか、カストロは全力疾走ではなく、ゆっくりと一塁へ。動きを確認していた一塁手のウォーカーはフライを捕球せず、一度地面に落とした。すかさず一塁に送球して打者走者をアウト。慌てて二塁に向かった走者を挟殺プレーでアウトにし、ダブルプレーを完成させた。
走者が2人いる場合はインフィールドフライが宣告されるが、今回は一塁走者のみ。この状況と打者走者の動きを瞬時に確認したウォーカーの“頭脳プレー”に米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式ツイッターが注目。文面に「併殺打を取る1つの方法」と記して、実際の映像を公開した。
このプレーに米ファンも反応。コメント欄には「インフィールドだと思った」「酷いランニングだ」「レッスンが必要? 常に一塁へは全力で走らないと」「ちゃんと走らないといけない理由」「パイレーツはベースランニングを勉強しないと」「賢いプレーだが、打者がダメだな」などの声が寄せられた。痛恨の併殺打を食らったパイレーツだが、2-1でサヨナラ勝ちを収めている。
(THE ANSWER編集部)