故意死球を米紙も確信 バッテリーの“疑惑の打ち合わせ”に批判「誰もが故意だと…」
米大リーグ・ダイヤモンドバックスの投手が“故意死球”を与えたのではないかと米紙が注目している。31日(日本時間6月1日)のブレーブス戦。ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が背中に死球を食らったが、バッテリーがマウンド付近で話し合った直後の一球。「あれは確かに故意に見えた」などと報じられている。
捕手がマウンドに駆け寄った直後の死球に打者激怒
米大リーグ・ダイヤモンドバックスの投手が“故意死球”を与えたのではないかと米紙が注目している。31日(日本時間6月1日)のブレーブス戦。ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が背中に死球を食らったが、バッテリーがマウンド付近で話し合った直後の一球。「あれは確かに故意に見えた」などと報じられている。
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ブレーブス1点リードの5回1死走者なし。打席にアクーニャJr.を迎えた場面で、ダイヤモンドバックス捕手のドールトン・バーショがマウンドに駆け寄り、先発投手のフンベルト・カステラノスと言葉を交わした。“打ち合わせ”の後に投じた一球は91マイル(約146キロ)の直球。これがアクーニャJr.の背中に直撃した。
一瞬怒りの表情を見せ、カステラノスに対して何か言葉を発しながらもマウンド方向に向かいかけたアクーニャJr.だが、乱闘に発展することはなく、落ち着いた様子で一塁へ歩いて行った。この一部始終を米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門メディア「フォー・ザ・ウィン」が報じている。
同メディアは、3回のアクーニャJr.の行動が事の発端であると指摘。二塁打を放った際に、「バットを軽く放り投げていた」という。「カステラノスのアクーニャJr.に対するイライラは次の打席に持ち越されたようだった」と死球の背景を分析した。
死球に関しては「あれは確かに故意に見えた」「誰もがこの投球をわざとだと思っており、MLBファンの間では批判が集まっている」と故意死球を確信したかのように伝えている。カステラノスはその後、2死満塁のピンチを作り降板。代わった投手が2点を奪われたが、ダイヤモンドバックスは延長戦の末、8-7で勝利した。
(THE ANSWER編集部)