“イチロー流”の抗議で退場 マリナーズ選手の行動が話題「受け継がれた」「弟子だ」
米大リーグ・マリナーズの選手が31日(日本時間6月1日)のオリオールズ戦で、ストライク判定に抗議したことで退場処分となった。バットで投球の通過ポイントをなぞるようにしたことが侮辱行為と取られたようだが、球団のレジェンド・イチロー氏が2009年に見せた抗議と似ていると話題に。「イチローもあったな」「弟子だな」などとファンのコメントが集まっている。
フリオ・ロドリゲスが現地31日の試合で退場に
米大リーグ・マリナーズの選手が31日(日本時間6月1日)のオリオールズ戦で、ストライク判定に抗議したことで退場処分となった。バットで投球の通過ポイントをなぞるようにしたことが侮辱行為と取られたようだが、球団のレジェンド・イチロー氏が2009年に見せた抗議と似ていると話題に。「イチローもあったな」「弟子だな」などとファンのコメントが集まっている。
偶然かも知れないが“イチロー流”の抗議を見せた。オリオールズ戦の8回、打席のフリオ・ロドリゲスが内角の投球を見送ったが、ストライク判定。見逃し三振となった。これに納得がいかなかったロドリゲスは、投球の通過ポイントをなぞるように、手にしたバットの先で地面に線を引く動きを見せた。
これで退場となってしまったロドリゲス。地元ラジオ局「710 ESPNシアトル」の元レポーター、リディア・クルーズさんは「これはやっちゃいけないけど、面白い」とツイッターの文面に記し、実際の映像を公開した。
すると日米のファンから「イチローがやってたね」「イチローがそれでキャリア唯一の退場を食らった」「このリアクションはイチローからフリオへ、世代を超えて受け継がれている」「イチローさんもあったなこういう退場、フリオも同じ事して退場か。弟子だな」「イチローさんからフリオくんに。バットでボールの軌道も受け継がれてた」などとコメントが集まっていた。
2009年、イチロー氏も外角のストライク判定に納得がいかず、バットの先で投球の通過ポイントをなぞって抗議。自身初の退場処分を受けたことがあり、レジェンドの姿と重ね合わせたファンが多かったようだ。試合はマリナーズが10-0で大勝している。
(THE ANSWER編集部)