NBAで審判さえも困った奇跡のフリースロー 米メディア仰天「コート上の全員困惑」
米プロバスケットボール(NBA)は24日(日本時間25日)、プレーオフの地区決勝シリーズが行われ、マーベリックスがウォリアーズに119-109で勝利した。第3クオーター(Q)には、ウォリアーズ選手のフリースローがリングの付け根に乗っかり落ちてこない珍事が発生し、話題を集めていたが、米メディアも「奇妙な夜だった」「かなり信じられなかった」などと脚光を浴びせている。
ウォリアーズ選手の珍フリースロー失敗が話題に
米プロバスケットボール(NBA)は24日(日本時間25日)、プレーオフの地区決勝シリーズが行われ、マーベリックスがウォリアーズに119-109で勝利した。第3クオーター(Q)には、ウォリアーズ選手のフリースローがリングの付け根に乗っかり落ちてこない珍事が発生し、話題を集めていたが、米メディアも「奇妙な夜だった」「かなり信じられなかった」などと脚光を浴びせている。
狙ってもできない芸当だ。56-81で追いかける第3Qの残り6分46分。ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが投じたフリースローは、リングの手前に当たると付け根付近で弾み、垂直方向にバウンドした。バックボードとの接続部分で3、4度跳ねると、なんと落ちることなく、その場に留まった。まさかの光景に会場からは大歓声。両軍選手からも思わず笑顔が漏れた。
米中継内でも、実況席が「1000球以上打ってもこんなことは起きないですよ。オーマイガー」と驚きを伝えたこのシーン。米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」の公式インスタグラムが実際の動画を公開すると、現地ファンからは「リムかボールに磁石入ってるな」「審判さえ困惑してる」と反響が寄せられていたが、米メディアからも脚光が浴びせられている。
米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」は「ルカとドレイモンドが落ちてこなかったフリースローにプライスレスな反応を共有する」との見出しで記事を掲載。アリーナにもかかわらず、屋根からの雨漏りにより後半開始が遅れたこともあり、「奇妙な夜だった」と報道。フリースローについては「コート上の全員が困惑していた」と伝えていた。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」も試合結果を伝える記事の中で、グリーンの失敗スローについて「かなり信じられなかった」「最後に起きたのがいつか覚えていないほどだ」と驚き。「グリーンはドンチッチと笑い合っていた」と緊迫するプレーオフにおいて和ませる瞬間だったと紹介していた。結局このスローは失敗と記録された。この試合に敗れたウォリアーズはシリーズを3勝1敗とし、次戦でのファイナル進出決定を目指す。
(THE ANSWER編集部)