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グラブなんて要らない!? 新人三塁手の“ワイルド美技”に喝采「グラブは過大評価」

米大リーグでバウンドした打球を三塁手が素手で捕球し、すぐさま一塁へ送球する“グラブ要らず”のワイルドな美技が炸裂した。全く無駄のない、流れるようなスーパープレーの瞬間を、球団が「グラブは過大評価されている」と動画付きで公開すると、ファンは「ビューティフル」「ベルトレより上手い」「ナイスディフェンス!」などと喝采を送っている。

レンジャーズのアイザイア・カイナーファレファ【写真:Getty Images】
レンジャーズのアイザイア・カイナーファレファ【写真:Getty Images】

レンジャーズのハワイ出身三塁手の素手キャッチ&送球に反響

 米大リーグでバウンドした打球を三塁手が素手で捕球し、すぐさま一塁へ送球する“グラブ要らず”のワイルドな美技が炸裂した。全く無駄のない、流れるようなスーパープレーの瞬間を、球団が「グラブは過大評価されている」と動画付きで公開すると、ファンは「ビューティフル」「ベルトレより上手い」「ナイスディフェンス!」などと喝采を送っている。

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 アウトにするためならグラブなんて要らない。流れるような美技で感嘆のため息を呼んだのは、レンジャーズのアイザイア・カイナーファレファ内野手だ。

 24日(日本時間25日)のロイヤルズ戦、2回1死無走者の守備だった。打者・エスコバルの叩きつけたような打球は高々と弾み、三塁方向へ。これに前進したのが、カイナーファレファだ。しかし、天然芝で打球の勢いは落ちていた。ラッキーな内野安打か――。そう思った次の瞬間だった。カイナーファレファはバウンドした打球にタイミングを合わせ、素手でキャッチしたのだ。

 驚きはこれだけじゃない。すると、前進した勢いのまま、ボールを握り直すことなく、豪快に右腕を振ったのだ。飛び上がりながら放たれた白球は矢のような送球で一塁へ。手前でバウンドしたが、一塁手が見事にカバー。間一髪のタイミングでアウトにしてみせたのだ。どっと沸いたスタジアム。スーパープレーを見せたカイナーファレファにファンの喝采が注がれた。

 圧巻の“グラブ要らず”の美技を球団公式ツイッターは「グラブは過大評価されている」と題し、動画付きで公開。映像では腰の位置くらいまで弾んだ打球をファンブルすることなく、右手でしっかりとキャッチし、瞬時に送球。寸分の狂いもなく、流れるような動作でアウトにしている。グラブで捕球したり、握り直したりしていれば、到底、間に合わなかっただたろう。

 映像を観たファンも「ビューティフル」「間違いない」「ナイスだ」「ベルトレより上手い」「ナイスディフェンス!」などと返信欄は盛り上がった。カイナーファレファは今季メジャーデビューしたばかりの23歳。ハワイ出身の新鋭がここからどんなプレーを見せてくれるのか。注目の一人になりそうだ。

(THE ANSWER編集部)

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