有村智恵7位 34歳になった今、強く勝ちたい理由「私のような立場で優勝すれば…」
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス最終日が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。2位から出た34歳の有村智恵(フリー)は、1バーディー、4ボギーの75で通算6アンダーとし、7位で終えた。首位に1打差からツアー通算15勝、昨年12月の結婚発表後「ミセス初V」を目指したが、「今日はいいところなかった」と悔しがった。
ブリヂストンレディス最終日
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディス最終日が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で行われた。2位から出た34歳の有村智恵(フリー)は、1バーディー、4ボギーの75で通算6アンダーとし、7位で終えた。首位に1打差からツアー通算15勝、昨年12月の結婚発表後「ミセス初V」を目指したが、「今日はいいところなかった」と悔しがった。
ホールアウトした有村は「今日はパットも良くなかったです。昨日より(パット数が)6ストローク多い。その分です」と言った。
前日はショットが不調も「パットが物を言って」68をマークした。約4年ぶりの通算15勝目のチャンスだったが、頼みの綱になっていたパットについても、「(終了後に)コーチからも言われましたが、アドレスに微妙なズレがありました」と明かした。
会場には、東北高の先輩で宮里藍がブリヂストン契約プロとして来場していた。18年の宮里藍サントリーレディスではプレーオフで敗退しているだけに、有村は前日、「優勝できたら抱きつきたい」と言っていたが叶わず……。だが、その前に勝負師として言った。
「宮里さんがいなくても勝ちたいです。私のような立場で優勝すれば、いろんな方に影響を与えることができると思いますから」
昨今は故障が相次ぎ、体のケアに費やす時間が多くなったという。その時間は「歯がゆいし、つまらない」と表現したが、再び勝つには必要なこと。そして、自分に言い聞かせるように「そういう状況でも勝っている人もいると思います。私もいい体をつくってやっていきたいです」と言い、前を向いた。
(THE ANSWER編集部)