西郷真央が2位発進 2週連続予選落ちから師匠ジャンボの言葉で復活「教えを信じて」
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディスが19日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で開幕した。今季4勝の西郷真央(島津製作所)は、1イーグル、3バーディーの67で5アンダー。首位に1打差の2位につけた。直近2戦は予選落ちだったが、アプローチ、パターで粘りながら、ショットも復調。師匠の尾崎将司にアドバイスされた修正点を意識して好発進につなげた。首位は6アンダーの林菜乃子(ユピテル)。米女子ツアーが主戦場で、今季国内初戦の渋野日向子(サントリー)は2オーバーの67位と出遅れた。
ブリヂストンレディス初日
国内女子ゴルフツアーのブリヂストンレディスが19日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦C(6713ヤード、パー72)で開幕した。今季4勝の西郷真央(島津製作所)は、1イーグル、3バーディーの67で5アンダー。首位に1打差の2位につけた。直近2戦は予選落ちだったが、アプローチ、パターで粘りながら、ショットも復調。師匠の尾崎将司にアドバイスされた修正点を意識して好発進につなげた。首位は6アンダーの林菜乃子(ユピテル)。米女子ツアーが主戦場で、今季国内初戦の渋野日向子(サントリー)は2オーバーの67位と出遅れた。
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後半の2番パー5。西郷が残り210ヤード地点から5番ウッドで放った第2打が、ピン左3メートルについた。「前半はショットが右に行きがちでしたが、ここは勝負を懸けてティーショットを打ったら、セカンドが届く距離まで転がってくれました。2打目もショートサイドについてくれて」。このチャンスを1パットで決め、一気に2つスコアを伸ばした。
言葉通り、前半は第1打がフェアウェーを外れ続けた。だが、アプローチ、パットが冴えて34でまとめた。そして、頭の中で師匠の尾崎から言われたことを思い返していた。
「先週が始まる前より、やることが明確になった。ジャンボさんに教えてもらったことを信じてやるしかない」
今季開幕から出場7戦で4勝を記録したが、その後は2週連続予選落ち。まさかの展開で悩み、15日には尾崎の自宅に足を運んだ。そして、スイングをチェックしてもらい、「テークバックがおかしいからトップも位置も違うし、ダウンスイングもうまくいない」と指摘された。自分でもトップのズレに気づいていたが、原因と修正の仕方が分からないままだった。
「詳しくは言えないのですが、ジャンボさんに教えていただきました。もし、先週予選落ちしていなかったら、そのままのスイングだったので、ここまで成績が伸びなかったかもしれません。いいきっかけになりました」
地元千葉県での大会。西郷は「ファンの方が近くに感じる」と話し、3週前のパナソニックオープンレディースに続く“千葉2勝目”を目指す。
(THE ANSWER編集部)