渋野日向子を心待ち「盛り上がるし、楽しみ」 2戦連続3位の稲見萌寧が次戦に照準
女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディース最終日が15日、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われた。4打差の7位で出た昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)は3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算9アンダーで首位と2打差の3位。11アンダーの渡邉彩香(大東建託)が高橋彩華(東芝)とのプレーオフを制し、2020年6月以来約2年ぶりのツアー通算5勝目を挙げた。観衆は4942人。
ほけんの窓口レディース最終日
女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディース最終日が15日、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われた。4打差の7位で出た昨季賞金女王の稲見萌寧(Rakuten)は3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算9アンダーで首位と2打差の3位。11アンダーの渡邉彩香(大東建託)が高橋彩華(東芝)とのプレーオフを制し、2020年6月以来約2年ぶりのツアー通算5勝目を挙げた。観衆は4942人。
稲見が強さを取り戻しつつある。出だしの1番でバーディーを奪い、4、12番でもバーディー。ボギーなしにまとめてみせた。上位が崩せば半年ぶりVの可能性もあったが「ハーフターンの時は結構スコアが開いていたので、いけるかなというよりは『凄いなー』という他人事みたいな感じでした」と笑顔。「そこを意識せず、自分がどれだけ伸ばせてトップ5に入れるようにやった感じです」と振り返った。
昨年は今大会までに4勝を積み上げ、破竹の勢いで勝ち続けた。終盤は腰痛に苦しみ、今季は複数回トレーナーを変更した末、昨季までのトレーナーと再契約。優勝こそ届いていないものの、2位1度、前週3位と復調の兆しを見せていた。しかし、調子については「なんとかよくなっていると感じていなくはない」と中途半端な状況だった。
2戦連続3位に入り「全体的にゴルフが綺麗になったというか、パッティングが少しずつ良くなってきてはいるのかなと思います」と上り調子。次週のブリヂストンレディス(千葉・袖ヶ浦CC)には、米ツアーを主戦場とする渋野日向子(サントリー)が今季国内ツアー初参戦する。稲見は「一緒に回れれば楽しいです。盛り上がりますし、楽しみです」と心待ちにし、次戦を見据えた。
(THE ANSWER編集部)