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305yパー4で1オン狙い 単独首位の飛ばし屋・渡邉彩香、2年ぶりVへ「思い切りが大事」

女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディース第2日が14日、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われた。5位で出た28歳の渡邉彩香(大東建託)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算10アンダーで2位に2打差の単独首位に浮上。約2年ぶりのツアー通算5勝目に王手をかけた。

第2日の3番ホールでセカンドショットを放つ渡邉彩香【写真:Getty Images】
第2日の3番ホールでセカンドショットを放つ渡邉彩香【写真:Getty Images】

ほけんの窓口レディース第2日

 女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディース第2日が14日、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で行われた。5位で出た28歳の渡邉彩香(大東建託)は5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算10アンダーで2位に2打差の単独首位に浮上。約2年ぶりのツアー通算5勝目に王手をかけた。

 飛ばし屋の渡邉は、305ヤードの5番パー4でワンオンを狙った。グリーン左のラフまで飛ばし、アプローチで寄せて楽々バーディー。6番は110ヤードから3メートルにつけて、連続バーディーを奪った。9番は120ヤードから2メートル、14番は110ヤードから1メートル弱につけてバーディー。最終18番も1つ伸ばし、単独首位で最終日を迎える。

「パットが昨日からよかったけど、今日はショットもいいショットが増えた。昨日いいプレーができたのが自分の中で自信になったので、今日はより思い切りプレーができた。まだ2日目ですし、明日も18ホールあるので順位は意識していなかったです。後半になかなか決め切れなかったので、最後にバーディーが獲れて嬉しかったです」

 2018年は賞金ランク55位でシード権を喪失し、19年は同115位と低迷。20-21年統合シーズン開幕戦で4打差を逆転し、4年半ぶりの優勝を果たした。昨季は同14位と復活し、今季も出場9戦で3度トップ10に入るなど同12位につけている。予選落ちは前週の1回のみ。開幕戦は首位タイで迎えた最終日に3つ落とし、4位だった。悔しさを味わった経験を生かす時だ。

「最終日を特別大きくは意識しないですけど、悔しい負けがあってからどうやったら自分のプレーができるのか結構話しています。勝ちたいとどうしても(コースの)幅に収めたいとか、思い切りが少しずつ欠けてきた結果、いいショット、いいパットに繋がらない。先週、予選を落ちて感じました」

 2位の菊地絵理香、原英莉花、小祝さくらに2打差で追われる状況。「やっぱり優勝したい。最終日最終組はたぶん4回目。勝ちたい気持ちと自分のショットに徹するのはどちらも大事。そこが明日のポイント。今週はいつもより思い切りプレーできている。自分の持ち味は飛距離もそうですけど、思い切りの良さも大事。最終日はそういうのが欠けてしまう試合が多かったので、明日はそこを大事にしたい」と栄冠を掴みとる。

(THE ANSWER編集部)


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