鈴木誠也、開幕1か月 同僚の元NPB助っ人が「テレビゲーム&ゴルフ」を提案したワケ
米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は7日(日本時間8日)、本拠地でドジャースとダブルヘッダーを戦い、両試合とも「2番・右翼」で先発した。MLBデビューから約1か月が経過した背番号27。米メディアがそんな日本人ルーキーを特集し、鈴木の抱える意外な“悩み”を紹介した。
開幕1か月、ESPNが特集「セイヤ・スズキのメジャー挑戦の内幕」
米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は7日(日本時間8日)、本拠地でドジャースとダブルヘッダーを戦い、両試合とも「2番・右翼」で先発した。MLBデビューから約1か月が経過した背番号27。米メディアがそんな日本人ルーキーを特集し、鈴木の抱える意外な“悩み”を紹介した。
1試合2本塁打を記録するなど、一時はOPSや本塁打数でリーグトップに輝いた鈴木。しかし現在は打率.253、4本塁打15打点と若干落ち込んでいる。米スポーツ専門局「ESPN」は、6日に掲載した記事で「次のカブスのレジェンド? それとも1か月の幻? セイヤ・スズキのメジャー挑戦の内幕」との見出しを打って、日本人ルーキーの開幕1か月を回顧。「日本で9年間プレーしたスズキはMLBで必要な1つのことが足りない」と鈴木が抱える、ある“悩み”を紹介した。
その内容とは時間の使い方。鈴木は「ESPN」の取材に対し、趣味を探していると話したという。メジャーといえば日本に比べ、練習時間が短く、試合以外でどうリラックスした時間を過ごすかも、日本人選手が活躍する上では大切なこと。
記事によると、過去に日本ハムでプレーし、現在は鈴木の同僚右腕であるクリス・マーティン投手は「日本の選手はノンストップ。試合後でも素振りをし、トレーニングに励む。働き続けているんだ」と日本の文化について明かしたという。また、「『野球スイッチ』をオフにすることを学ぶ必要がある」ともコメント。鈴木にテレビゲームやゴルフを趣味として提案したという。
鈴木はダブルヘッダー1試合目で3打数1安打、2試合目は4打数1安打、両試合で安打を放ち復調の気配を見せた。開幕直後の大活躍のカギは趣味の発見にあるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)