大谷翔平のヒットで生まれていた悲劇 地元NFL記者嘆き「完璧なタイミングで台無しに」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地レッドソックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投げては7回無失点11奪三振の快投で今季3勝目を挙げた。元祖二刀流のベーブ・ルースがかつて躍動した聖地フェンウェイパークでリアル二刀流出場。その注目度は高かったようで、ボストン地元紙のNFL記者も駆けつけ、客席で観戦。しかし、グリーンモンスター直撃打の瞬間にある悲運が訪れていたという。
ボストンのNFL記者が内野席から観戦「オオタニを観に来なければいけなかった」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地レッドソックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投げては7回無失点11奪三振の快投で今季3勝目を挙げた。元祖二刀流のベーブ・ルースがかつて躍動した聖地フェンウェイパークでリアル二刀流出場。その注目度は高かったようで、ボストン地元紙のNFL記者も駆けつけ、客席で観戦。しかし、グリーンモンスター直撃打の瞬間にある悲運が訪れていたという。
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野球を専門としない記者まで大谷を見たかった。レッドソックス本拠地ボストンの地元紙「ボストン・グローブ」でNFLを取材する記者ベン・ボリン氏は、自身のツイッターで「この美しい日にフェンウェイでオオタニを観に来なければいけませんでした」とツイート。どうやらプライベートの様子で内野席から撮影した写真をアップし、「何人かのファンもいます」と背番号17のユニホームを着た女性ファンたちの様子も紹介した。
試合では7回無失点11奪三振の快投で3勝目、打っても2安打1打点の活躍を演じた大谷。しかし、8回無死満塁でフェンウェイパーク名物グリーンモンスター直撃のヒットを放った瞬間、ボリン氏は思わぬ体験をしていた。「オオタニがグリーンモンスターに打った素晴らしい映像を撮影していました。でも、完璧なタイミングで、それは台無しになってしまいました……」という嘆きとともに1本の動画を公開したが、そこには悲しい展開が。
大谷の打席を撮影していると、投手が投げる瞬間、前に座っていた男性がおもむろに立ち上がる。肝心の大谷は男性の体に隠れ、ほとんど見えない状態に。その向こうでバットを振り抜き、快音が聞こえてきた。男性がどいた時にはすでに打球はフェンス直撃。野球観戦ではあるあるの出来事だが、大谷見たさに訪れた肝心の場面でまさかの展開に。「前の人、座って!」と動画を見たフォロワーからも反響が寄せられていた。
それでも、ここまで関心が寄せられているのは大谷が米国で着実にスターの階段を上がっている証し。大谷はボストンからロサンゼルスに戻り、6日(同7日)の本拠地ナショナルズ戦に「3番・指名打者」で出場。連日の活躍に期待が集まる。
(THE ANSWER編集部)