大谷翔平の5号を阻んだ敵地は「悪名高い奇妙な構造」と米指摘「119mの打球が単打に…」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地レッドソックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投げては7回無失点11奪三振の快投で今季3勝目、打っては4打数2安打1打点と投打で躍動した。4回の打席では中堅フェンス直撃の当たりを放ったが、まさかの単打に。米メディアは「フェンウェイパークは悪名高い奇妙な構造」とこの球場ならではの珍事に脚光を浴びせた。
レッドソックス戦で4打数2安打1打点、4回に放った“特大ヒット”が話題に
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地レッドソックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。投げては7回無失点11奪三振の快投で今季3勝目、打っては4打数2安打1打点と投打で躍動した。4回の打席では中堅フェンス直撃の当たりを放ったが、まさかの単打に。米メディアは「フェンウェイパークは悪名高い奇妙な構造」とこの球場ならではの珍事に脚光を浴びせた。
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驚きの場面は4回1死一塁に起きた。左腕リッチ・ヒルの初球、高めに投じられたスライダーを捉えた。高く上がった打球はセンターへぐんぐん伸びる。あと数十センチで本塁打の当たりはフェンスに弾かれ、走者ウォードは三塁へ進んだ。大谷は一塁でストップ。まさかの単打となった。
米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門メディア「フォー・ザ・ウィン」は「フェンウェイの外野の奇妙な結果、ショウヘイ・オオタニが約400フィートの単打を放つ」との見出しで記事を掲載。記事では、「フェンウェイパークは悪名高い奇妙な構造で、右中間に飛び出たフェンスがある」「11球場では本塁打となっているはずの389フィート(約119メートル)の当たりが単打となった」とレッドソックス本拠地ならではの珍事だったと紹介した。
また、本塁打にはならずとも二塁打にならなかった理由については「ウォードは深い当たりを見て一塁へ戻った。だからオオタニはウォードが走り出すのを待たなければいけなかったのだ」と走者ウォードが慎重な走塁姿勢だったと指摘。さらに、中堅手ジャッキー・ブラッドリーJr.の目に日差しが入り、捕球が難しくなったことも紹介していた。
偶然が重なり生まれたまさかの単打。5号本塁打は幻となったものの、大谷は8回の打席でもフェンウェイパーク名物グリーンモンスター直撃のタイムリーを放ち躍動。8-0の勝利に大きく貢献した。
(THE ANSWER編集部)