無情の見逃し三振 3球連続の“疑惑の判定”に米メディア批判「MLBファンは我慢の限界」
米大リーグで生まれたまさかの三振判定が話題だ。4日(日本時間5日)のメッツ戦、ブレーブスの打者がボールでもおかしくない球を3球続けて見送るも全てストライクと判定され、3球三振に。実際の映像がSNS上で拡散され、米メディアは「何かが本当に変わらなければいけない」などと批判している。
ブレーブス―メッツ戦の判定は「起きてはいけない」
米大リーグで生まれたまさかの三振判定が話題だ。4日(日本時間5日)のメッツ戦、ブレーブスの打者がボールでもおかしくない球を3球続けて見送るも全てストライクと判定され、3球三振に。実際の映像がSNS上で拡散され、米メディアは「何かが本当に変わらなければいけない」などと批判している。
問題になったのは、0-0の4回1死一塁の場面。右打席に入ったオズナは、外角低めに落ちるタイラー・メギルの変化球に手を出さず、ストライクと判定された。続く2球目も直球は外角にいったが、これもストライク判定。1、2球目ともに打者のオズナは驚いたように球審の方を見た。さらに3球目、外角低めの変化球を自信をもって見逃したが、判定は三振。オズナはさすがに納得いかない様子で球審に抗議したものの、判定は覆らなかった。
中継映像で表示されるストライクゾーンからはいずれも外れていた。米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門メディア「フォー・ザ・ウィン」は「マルセル・オズナがボール3球を見逃して三振奪われ、MLBファンは我慢の限界」との見出しで記事を掲載。疑惑の判定について「毎シーズン、MLBの審判は悪化しているようだ」と技術低下を指摘し、「何かが本当に変わらなければいけない。なぜなら、水曜日のオズナの打席のような結果は決して起きてはいけないからだ」とした。
今シーズン、たびたび話題に上がるMLBの判定。1球ならまだしも、3球連続で微妙な判定になるのは稀だ。試合は6回に一挙7点の猛攻を仕掛けたブレーブスが9-2で勝利した。
(THE ANSWER編集部)