好調エンゼルス打線から11K 翻弄したWソックス右腕に米注目「絶対打てないカーブ」
米大リーグ・エンゼルスは2日(日本時間3日)、敵地でホワイトソックスと対戦し、0-3で敗れた。エンゼルスはこの試合前までに8戦7勝と好調だったが、相手先発の右腕ディラン・シースの前に打線が沈黙。シースは1安打11奪三振と快投し、「自分のキャリアの中で最高の先発登板だった」と振り返った。米地元紙が伝えている。
ディラン・シースが7回1安打無失点、11Kの好投
米大リーグ・エンゼルスは2日(日本時間3日)、敵地でホワイトソックスと対戦し、0-3で敗れた。エンゼルスはこの試合前までに8戦7勝と好調だったが、相手先発の右腕ディラン・シースの前に打線が沈黙。シースは1安打11奪三振と快投し、「自分のキャリアの中で最高の先発登板だった」と振り返った。米地元紙が伝えている。
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ほぼ完璧に抑えた。シースは7回1安打11奪三振で無失点。特にア・リーグMVPを3度受賞経験のある主砲、マイク・トラウト外野手からは98マイル(約157.7キロ)の速球などで3奪三振。縦に大きく割れるナックルカーブやチェンジアップ、スライダーと多彩な変化球も駆使して好調エンゼルス打線をきりきり舞いにした。
米イリノイ州地元紙「シカゴ・トリビューン」はシースの快投をレポート。「ディラン・シースはエンゼルス打線を料理。マイク・トラウトも例外ではなかった」と報じた。シースは「内容から結果まで、自分のキャリアの中で最高の先発登板だった」と振り返っている。トラウトを完全に抑えたことについては、「彼は史上最高の選手。彼を打ち取れば自身に繋がる」「もし『あぁ、トラウトだ。やばい』などと思いながら投げていたら、アウトにすることはできなかった」と続けた。
ホワイトソックス公式ツイッターはシースの全11奪三振を動画で公開。文面に「マウンド上で支配していた」と記すと、現地ファンからは「絶対に打てないナックルカーブ」「マジでエグい」「美しさそのもの」「この男マジで最高だ」「なんというパフォーマンス」「サイヤング賞いける」「これぞエース」などと反響が寄せられた。
特徴的な口ひげを蓄えたシースは昨季13勝を挙げて頭角を現した26歳。今季はここまで5試合に登板し、3勝1敗、防御率は2.48と安定した投球を続けている。なお、この日スタメンを外れた大谷翔平投手は8回に代打で出場し、二ゴロに倒れた。
(THE ANSWER編集部)