一発退場のNBA選手、スキップで煽る一部始終に米賛否「馬鹿げている」「良識的な判定」
米プロバスケットボール(NBA)は現在プレーオフの地区準決勝シリーズが行われている。ウォリアーズは1日(日本時間2日)のグリズリーズ戦で、ドレイモンド・グリーンが退場に。敵地の観客を煽るようにした後、スキップでコートを去っていた実際のシーンには「正しい判定」「退場まではいかない」と米ファンから賛否の声が上がっている。
ウォリアーズのグリーンが退場に
米プロバスケットボール(NBA)は現在プレーオフの地区準決勝シリーズが行われている。ウォリアーズは1日(日本時間2日)のグリズリーズ戦で、ドレイモンド・グリーンが退場に。敵地の観客を煽るようにした後、スキップでコートを去っていた実際のシーンには「正しい判定」「退場まではいかない」と米ファンから賛否の声が上がっている。
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判定に納得できなかった。第2クオーター残り1分18秒、グリーンは相手のブランドン・クラークのシュートを阻止しようとした際、コートに突き落とすようにしてユニホームを引っ張ってしまった。これが悪質なファウルと見なされ、グリーンは退場処分となってしまった。
不服を露わにしたグリーンは、なぜか飛び跳ねるようにして自軍のベンチへ。メンバーとタッチをかわした後、両手を上げて、敵地にいるファンを煽るような仕草をした。当然ブーイングが降り注がれるがお構いなし。最後はスキップをしてコートを去っていった。
米紙「USAトゥデー」は「ウォリアーズのスター選手、ドレイモンド・グリーンが退場に」との見出しでこの事象を記事で伝えた。判定については「1つ目のフレグラント・ファウルだったが、フレグラント・ファウル2にアップグレードされ、自動的に退場となった」などと説明。「(同僚の)カリーは納得のいかない表情を見せ、グリーンはグリズリーズを挑発してから、コートを去った」と描写している。
実際の映像を公開した米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式インスタグラムには賛否の声が集まり、「正しい判定だ」「彼は正しくない行為をやっていたわけだから」「良識的な判定」「馬鹿げた判定」「審判はグリズリーズのユニを着ていた」「フレグラント2まではいかない」「退場まではいかなくていい」などと書き込まれていた。
「USAトゥデー」の記事では「グリーンは『なんのための判定なのかよくわからない』と話し、掴んだことに気付いてからはクラークの着地を和らげようとしていたことを明かした」とも記されている。なおハーフ終了時点で55-61とリードされたウォリアーズだったが、最後は117-116と1点差で勝利。敵地での初戦で貴重な1勝を掴んでいる。
(THE ANSWER編集部)