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球場大ブーイング 三塁で発生した“疑惑のタッチアウト”に米同情「とんでもない判定だ」

米大リーグ・ロイヤルズは29日(日本時間30日)、本拠地でヤンキースと対戦。2回に出塁したボビー・ウィットJr.へのアウト判定を巡り、抗議したマイク・マシーニー監督が退場処分に。米ファンからは「走者アウトは可哀想」「100%押している」などの同情が集まっている。

塁審と激しく口論し退場処分になったロイヤルズのマイク・マシーニー監督【写真:AP】
塁審と激しく口論し退場処分になったロイヤルズのマイク・マシーニー監督【写真:AP】

三塁ベースで生まれた微妙判定、抗議のロイヤルズ監督は通算19度目の退場

 米大リーグ・ロイヤルズは29日(日本時間30日)、本拠地でヤンキースと対戦。2回に出塁したボビー・ウィットJr.へのアウト判定を巡り、抗議したマイク・マシーニー監督が退場処分に。米ファンからは「走者アウトは可哀想」「100%押している」などの同情が集まっている。

 2回1死二塁カウント2-2の場面。盗塁を試みた二塁走者のウィットJr.はタイミングがわずかに早く、ヤンキース先発のネストル・コルテスに誘い出される形に。挟殺プレーとなったが、二塁手のグレイバー・トーレスは三塁に送球せず、自力でウィットJr.を追いかけた。足の速い走者は三塁に到達ベースに到達。ただ、勢い余ってベースから離れ、タッチアウトとなってしまった。この判定にマシーニー監督が抗議。追いかけたトーレスがウィットJr.を押し出したと主張した。

 確かに映像を見ると、スライディングで止まりかけた走者をタッチしながら押しているようにも見える。塁審のマニー・ゴンザレスと激しく口論したマシーニー監督は、肩を体にぶつけるなどして、退場処分に。51歳の指揮官は、7年間務めたカージナルスを含め監督歴10年目。米地元紙「カンザスシティ・スター」によると、監督として19度目の退場だという。また同紙は退場宣告後、「カウフマン・スタジアムの観客からブーイングが降り注がれた」と伝えている。

 米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式ツイッターは当該シーンと退場劇を動画で公開。米ファンからは「酷い判定」「走者アウトは可哀想」「明らかに押している」「100%押している」「とんでもない判定」「これが押し出しじゃなかったらなんなんだ」などの声が集まった。試合はヤンキースが12-2で勝利した。

(THE ANSWER編集部)

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