「シブコは楽しそう。心、広いよ」 渋野日向子を生観戦で刺激、3位発進のテレサ・ルー
国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディース第1日が29日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で行われた。ツアー通算16勝のテレサ・ルー(太陽生命)が、6バーディー、2ボギーの68で回って4アンダー。首位に2打差の3位につけた。今季はトップ10入りがないが、今月上旬、米女子ツアーのロッテ選手権にスポット参戦。2位に入った渋野日向子のピンを狙う攻撃的なゴルフと楽しそうにプレーする姿を見て、刺激を受けたことを明かした。ツアー26勝の申ジエ(スリーボンド)が6アンダーで首位、前週のフジサンケイレディスクラシックでツアー初優勝を飾った高橋彩華(東芝)が5アンダーで2位に位置している。
国内女子ゴルフ・パナソニックオープンレディース第1日
国内女子ゴルフツアーのパナソニックオープンレディース第1日が29日、千葉・浜野GC(6660ヤード、パー72)で行われた。ツアー通算16勝のテレサ・ルー(太陽生命)が、6バーディー、2ボギーの68で回って4アンダー。首位に2打差の3位につけた。今季はトップ10入りがないが、今月上旬、米女子ツアーのロッテ選手権にスポット参戦。2位に入った渋野日向子のピンを狙う攻撃的なゴルフと楽しそうにプレーする姿を見て、刺激を受けたことを明かした。ツアー26勝の申ジエ(スリーボンド)が6アンダーで首位、前週のフジサンケイレディスクラシックでツアー初優勝を飾った高橋彩華(東芝)が5アンダーで2位に位置している。
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雨の中で、テレサが会心のプレーを見せた。ショットはピンに絡み、パットが決まった。11番パー4は第1打を池に入れたが、1打罰での第3打をピンそばにつけてボギーにした。文字通りの攻撃的なゴルフ。「最近、できていなかった」というプレーが蘇ったのは、ロッテ選手権で接した渋野らのおかげだという。
「シブコのプレー見ましたよ。私は予選落ちだったけど、残って(決勝ラウンドを)見ました。楽しそうにやっていたよ。(私も)見ていて楽しかったよ。優勝争いをしている相手の(パット)を『入ってほしい』って感じでやっていて、心、広いよ。やっぱり、そうじゃないとね。小さくなっちゃう」
そして、渋野に限らず、上位選手が積極的にピンを狙う姿も大きな刺激になっていた。
「向こうはピン位置が厳しい。でも、逃げているとピンチになる。やっぱり、攻めていかないと。そういうプレー、私は最近できていなかった」
かつては米女子ツアーを主戦場とした34歳は、今月25日には全米女子オープン日本予選会に出場。36ホールを回って出場権獲得は果たせなかったが、この日に渋野らに感化されたマインドを生かした。残り2日。5年ぶりの優勝に向けて、テレサは「自信がもう少しほしいね。メンタルの問題。頑張ります」と言葉に力を込めた。
(THE ANSWER編集部)