大谷翔平、シーズン22発ペース “ゴジラ&城島超え”の日本人1年目最多も?
13.5打数で1本塁打、22発は日本ハム時代と並ぶ自己最多
大谷にとって出場4試合ぶりで放った6号アーチ。この量産ぶりなら、日本メジャー1年目の歴代最多記録更新もあり得る。シーズン44試合を消化し、6本塁打。7.3試合で1本のペースで放っている。単純に162試合に換算すれば、22本となる計算だ。これはマリナーズ・城島健司(18本)、ヤンキース・松井秀喜(16本)ら日本人野手のルーキーイヤーを超え、歴代1位となる。
22本は2016年に日本ハムで記録した自身のシーズン最多と同じ本数でもある。何よりも特筆すべきは、二刀流で出場機会が限られながら、偉大な先人の記録を上回るペースであること。44試合のうち、野手として出場したのは23試合のみ。13.5打数で1本塁打となっている。投手としての調整、登板を続けながら結果を出しているから、なお価値は高い。
もちろん、まだシーズンは4分の1を過ぎたあたりで、今後さらに研究されることは必至。なおかつ、故障のリスク、好不調の波も当然あり、起用法の変更の可能性もある。それでも、この男なら――。日本人メジャーの歴史を塗りかえる活躍を予感させる。
(THE ANSWER編集部)