「イチロー彷彿だ!」と実況大興奮 右翼ポール際→三塁へ投げた超強肩スローが米話題
米マイナーリーグで現役時代のイチローを思い起こさせる超強肩が発動された。実況も大興奮で「イチローらを彷彿!」と伝えたプレーをマイナーリーグ公式ツイッターが紹介。ファンからも「キャノンだ」「OK、名前覚えたよ」との声が上がっている。
マイナーリーグ・ブレーブス傘下3Aの25歳外野手が驚きのプレー
米マイナーリーグで現役時代のイチローを思い起こさせる超強肩が発動された。実況も大興奮で「イチローらを彷彿!」と伝えたプレーをマイナーリーグ公式ツイッターが紹介。ファンからも「キャノンだ」「OK、名前覚えたよ」との声が上がっている。
話題の主となったのは、ブレーブス傘下3Aのジャスティン・ディーン外野手だ。19日に行われたマーリンズ傘下3Aのジャンボシュリンプ戦。6回から右翼の守備に就いたディーンは8回無死二塁で相手打者が打ち上げた大飛球を追った。キャッチしたのは右翼ポール付近、三塁から最も遠い位置だ。当然、二塁走者はスタートを切ったが、ここでディーンが驚異の強肩を発動した。
右腕をぶん回すと、矢のような送球はなんとダイレクトで三塁のグラブへ。しかも、見事なストライク。滑り込んだ走者を間一髪でアウトにしたのだ。これには実況も大興奮。「なんてことだ!」と繰り返し、「ブラディミール・ゲレーロ? イチロー? またはボー・ジャクソンを彷彿とさせる!」と強肩でメジャーを沸かせた名手の名前を並べ、まくし立てた。
マイナーリーグ公式ツイッターは「ジャスティン・ディーンが右翼の深いところから素晴らしいスローを見せた」と紹介。ファンからも「キャノンだ」「OK、名前覚えたよ」「ロケットだ」「凄い」「エゲツない」「最高だ」との声が上がり、動画の再生回数は30万回を突破した。
ディーンはまだメジャー経験のない無名の25歳。この日は右前十字靱帯断裂で長期離脱し、復帰したばかりのスター選手ロナルド・アクーニャJr.に代わって守備に就いており、米アトランタ州地元メディア「スポーツトーク・アトランタ」は「6回にロナルド・アクーニャに代わって、ジャスティン・ディーンが代わりに守備に入った。その時点で多くのファンが観戦をやめたかもしれない。しかし、それは年間最高スローを見逃したことになる」と紹介した。
その上で「ディーンは外野の端から三塁へ、これまで見たことのない完璧なスローを投じた」と称賛しており、メジャーリーグでのプレーを目指す若武者の超強肩は地元ファン&メディアの視線を集めていた。
(THE ANSWER編集部)