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鈴木誠也、120年で3人目の記録達成 同僚主砲も驚く存在感「毎打席、塁にいるよな」

米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手が19日(日本時間20日)、本拠地レイズ戦に「2番・右翼」で先発し、1打数無安打3四球でデビューから11試合連続出塁に伸ばした。デビューからの連続試合安打は「9」で止まったが、メジャートップの出塁率.581をマーク。米地元放送局「NBCスポーツ・シカゴ」は同僚、監督らが実力を認める証言を報じた。

11試合連続出塁の鈴木誠也【写真:ロイター】
11試合連続出塁の鈴木誠也【写真:ロイター】

鈴木誠也が11試合連続出塁、メジャートップの出塁率

 米大リーグ・カブスの鈴木誠也外野手が19日(日本時間20日)、本拠地レイズ戦に「2番・右翼」で先発し、1打数無安打3四球でデビューから11試合連続出塁に伸ばした。デビューからの連続試合安打は「9」で止まったが、メジャートップの出塁率.581をマーク。米地元放送局「NBCスポーツ・シカゴ」は同僚、監督らが実力を認める証言を報じた。

 同局は「記録は途切れたが、スズキは新しい打順で印象に残る活躍」の見出しで記事を掲載。常に塁に出ている印象からなのか、「『彼の出塁率は? 8割くらいか? 毎打席出塁しているじゃないか』と、カブスの外野手イアン・ハップは火曜の試合後に話した」と驚いた様子の同僚主砲のコメントを紹介し、こうつづけた。

「おそらく8割はない。さすがに毎回は打てない。でも、そういうイメージがあるのも頷ける」

 この日もファウルで粘りながら3四球。いずれも得点には繋がらなかったが、打たなくても存在感を見せた。記事内では、デビット・ロス監督が「最適な打順だと思う」「安打をどこにでも打てる。後ろの打者に繋ぐために出塁ができる」「彼は4番から6番で多くの成功を収めた。だから、少しだけ打順を繰り上げた」と試合前に語った内容を伝えた。

 出塁率.581は規定打席に到達している打者でメジャートップ。「スズキはデビューから11試合連続出塁となった。チームの発表によると、1958年のトニー・テイラー、1902年のアート・ウイリアムズに並ぶ最長記録となっている」。過去120年で3人目の記録だという。

 記事によると、ジェド・ホイヤー球団編成本部長も「彼がやっていることは素晴らしいこと」と絶賛。「長いシーズンだ。山あり谷ありかもしれないが、それでも彼がカブスの一員であることに興奮している」「彼は私たちの期待を超えている」と称賛したという。

(THE ANSWER編集部)


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