米ESPN「ラウンド終了時に単独首位または首位タイは韓国人初」

　男子ゴルフの海外メジャー第1戦マスターズ（米ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGC、7510ヤード、パー72）第1日は7日（日本時間8日）に行われた。昨年2月の自動車事故で大けがを負ったタイガー・ウッズ（米国）の復帰などが話題を集めた初日、首位に立ったのは韓国のイム・ソンジェだった。米メディアは韓国人選手がマスターズのラウンド終了時点で首位になったのは史上初と伝えている。

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　オーガスタ第1ラウンドでリーダーボートの一番上に記されたのはイム・ソンジェの名前だった。イムは1番から3連続バーディーを奪うなど、前半だけで4つスコアを伸ばした。後半10、11番で連続ボギーを叩いたものの、13番パー5で2オンに成功してイーグル、15番パー5でもバーディーと盛り返し、67の通算5アンダー。2位のキャメロン・スミス（オーストラリア）に1打差をつけ、単独首位に立った。

　米スポーツ専門局「ESPN」公式ツイッターは「イム・ソンジェはマスターズ史上初めて、ラウンド終了時に単独首位または首位タイになった韓国人となった」と快挙を報道。また、米大手放送局「NBCスポーツ」も「イム・ソンジェが第1ラウンドを終え首位。タイガー・ウッズは10位」と報じれば、AP通信は「24歳の韓国人がまるでホームのようにプレーしている。まだ始まったばかりだが、イム・ソンジェに合っているコースであることは明らかだ」などと伝えた。

　昨年は松山英樹がアジア勢初のマスターズ制覇を成し遂げ、ゴルフ界の歴史が変わった。世界ランク26位、米ツアー2勝の24歳が松山に続き、アジア勢の快挙なるか。期待が膨らむ第1ラウンドとなった。