鈴木誠也、打率.111でもカブス4人が称賛のワケ「ファウルにできる」「場外弾も見た」
米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は7日(日本時間8日)の開幕に向け、オープン戦で調整している。30日(日本時間31日)には11打席目で待望のOP戦初安打を初本塁打で記録。ここまで打率.111と決して好調は言えないが、同僚は心配していないようだ。米メディアが報じた。
監督も打撃技術に太鼓判「外角を追い過ぎない」
米大リーグのカブス・鈴木誠也外野手は7日(日本時間8日)の開幕に向け、オープン戦で調整している。30日(日本時間31日)には11打席目で待望のOP戦初安打を初本塁打で記録。ここまで打率.111と決して好調は言えないが、同僚は心配していないようだ。米メディアが報じた。
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「セイヤ・スズキはカブスのクラブハウスの心を掴んだ 次はバットで印象を残す番」との見出しで記事を掲載したのは、米スポーツメディア「スポーティング・ニュース」だった。記事では、米国でも話題となった入団会見がチーム内でも好評だったことを伝え、フランク・シュウィンデル内野手は「マイク・トラウトに関するコメントだけでも爆笑したよ」と話したという。
その人柄で、早くも同僚の懐に飛び込んだ鈴木だが、オープン戦ではここまで9打席1安打2打点の打率.111。しかし実戦形式の「ライブBP」を間近で見ている同僚からの信頼は勝ち取っているようだ。記事で、シュウィンデルは「彼はどんな球も打ってる。場外弾も見たよ」と明かしたほか、ニック・マドリガル内野手はこのように称賛したという。
「楽にスイングする。かなりコントロールされているけどボールは弾け飛ぶ。そんなにみられるものじゃない。とてもいいアプローチだし、自分のやっていることが分かっている。ここまでいい感じだよ」
クリント・フレイジャー外野手は「パワーが突出している」としつつ、BPでのルーティンに着目。「本塁打を狙っているだけではない。最初の数スイングはいつも右翼へのバウンドするボールを打つ。計画的でパワーだけじゃないんだ」と計算された打撃に舌を巻いていた。また、デビッド・ロス監督は「外角を追い過ぎないし、振らされても難しい球をファウルにできる」と技術に太鼓判を押していた。
鈴木は5年総額8500万ドル(約100億円)の契約でカブスに入団。チーム内でも背番号27への期待度は高いようだ。
(THE ANSWER編集部)