主審に「お前は解雇されるべき」と不満爆発 海外テニス選手が大荒れ「観客も最悪だ」
テニスのマイアミオープンは29日(日本時間30日)、男子シングルス4回戦でニック・キリオス(オーストラリア)が、ヤニック・シナーに0-2で敗れた。この試合でキリオスはラケットを壊すなど大荒れ。審判に向かって「お前は解雇されるべきだ」などと叫んだという。
マイアミオープン4回戦でシナーに敗北
テニスのマイアミオープンは29日(日本時間30日)、男子シングルス4回戦でニック・キリオス(オーストラリア)が、ヤニック・シナーに0-2で敗れた。この試合でキリオスはラケットを壊すなど大荒れ。審判に向かって「お前は解雇されるべきだ」などと叫んだという。
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第1セットのプレー中、急にカルロス・ベルナデス主審の無線が鳴ったことでイラつきを顕わにしたキリオス。タイブレーク中には、コートサイドの観客と話したと判断され、反スポーツマン行為でポイントを失った。さらに第2セット前にはラケットを破壊。既に2度の警告を受けていたキリオスに1ゲームのペナルティーが科された。
英公共放送「BBC」によると、怒りの収まらなかったキリオスは「お前は解雇されるべきだ。マイマミオープン4回戦という大舞台で、仕事をできていない。これは恥ずべき事」「スタッフを全員追い出せ。俺の方が100倍良い仕事をする」とベルナデス主審に向かって叫んだという。
キリオスはこの他にも“事件”に巻き込まれた。観客がコートに乱入し、キリオスと自撮り写真の撮影を試みた。そんなこともあり、「コートは最悪。観客も最悪。みんな最悪だ」と言い放ったという。
一方、勝利したシナーは「彼が状態を戻したらどれだけ強くなるか理解している。落ち着いて、素晴らしいパフォーマンスができるよう努力した」などと話し、冷静さを保っていた。30日(同31日)の準々決勝でフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。
(THE ANSWER編集部)