鈴木誠也の日本人らしからぬ性格 「オオタニにあまり見られなかった」と元同僚は注目
米大リーグのカブスに入団した鈴木誠也外野手は、入団会見で背番号27の理由を問われ「マイク・トラウト、アイ・ラブ・ユー」と言い放ち、集まったメディア陣を爆笑させた。米メディアはこれまでの日本人選手との、会見での違いに注目。エンゼルスの大谷翔平投手とも比較しつつ、その人間性について伝えている。
「トラウト」発言で会見場を爆笑させる
米大リーグのカブスに入団した鈴木誠也外野手は、入団会見で背番号27の理由を問われ「マイク・トラウト、アイ・ラブ・ユー」と言い放ち、集まったメディア陣を爆笑させた。米メディアはこれまでの日本人選手との、会見での違いに注目。エンゼルスの大谷翔平投手とも比較しつつ、その人間性について伝えている。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」は「マイク・トラウトに触発されたカブスのセイヤ・スズキはMLBキャリアを始める準備ができている」との見出しで記事を掲載。ペドロ・モウラ記者が見た鈴木の性格面を伝えている。
鈴木は18日(日本時間19日)の入団会見で、背番号27を選んだ理由を問われ「マイク・トラウト、アイ・ラブ・ユー」とやけに良い発音で言い放ち、会見場を爆笑で包んだ。モウラ記者は「最近、NPBから来た選手たちは真面目に記者会見に臨み、スポットライトを浴びないようにしていた。しかし、このヤングマンは対照的で異なっているのだ」と鈴木のお茶目な一面に注目した。
記事では大谷の元チームメートで、現在はカブスでプレーするマイケル・エルモシーヨ外野手のコメントを紹介。鈴木については「彼は頭の回転が速い。物事を理解し、よく扱えている。順応も早いだろう」「特に日本では文化的な価値観が厳しい。だからこそスズキの規律を守りながらも冗談を言ったりする姿はクールに映る。これはオオタニにはあまり見られなかったことだ」と大谷と比較しながらも性格を表現した。
モウラ記者は「オオタニほどの前評判はないが、オオタニ以上にNPBの投手たちを圧倒して、米国でプレーすることを選択した。日本と同じように打てれば、スターになるはずだ」と、鈴木の可能性に期待していた。
(THE ANSWER編集部)