大学バスケの試合救った女性チアリーダーに全米絶賛 再生900万「スーパーヒーローだ」
熱戦が繰り広げられている米大学バスケットボールのNCAAトーナメント(全米大学選手権)。16強が出揃ったが、1回戦では思わぬ場面が話題となった。17日(日本時間18日)のインディアナ大―セントメアリーズ大の一戦で、ボード上部に引っかかったボールを小柄なチアリーダーが確保。会場を熱狂に巻き込み、話題になっている。
NCAAトーナメントでチアリーダーが大活躍
熱戦が繰り広げられている米大学バスケットボールのNCAAトーナメント(全米大学選手権)。16強が出揃ったが、1回戦では思わぬ場面が話題となった。17日(日本時間18日)のインディアナ大―セントメアリーズ大の一戦で、ボード上部に引っかかったボールを小柄なチアリーダーが確保。会場を熱狂に巻き込み、話題になっている。
一人のチアリーダーがバスケの試合で主役になった。後半残り18分25秒の場面、ボールがバックボード上部に引っかかり、およそ4メートルの地点で落ちてこなくなった。セントメアリーズ大の208センチ選手マティアス・タスが椅子に乗るも届かず、審判が台に乗ってモップの柄で落とそうとしても失敗。会場も興味津々。いったい、どうなるのか。ここで立ち上がったのが、インディアナ大のチアリーダーだった。
小柄な女性が演技さながらにリフトされると、会場内は大歓声。そして、ボードに近づくとボールをヒョイっとキャッチした。会場は総立ちとなり、実況も大興奮に。一躍、会場の主役になった。
米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」公式ツイッターは「インディアナのチアリーダーは英雄だ」と文面に記して実際の映像を公開。再生回数は900万回を超えるなど、バズ状態に。現地ファンからは「この試合でインディアナ大最高のプレーだね」「試合以上に盛り上がってる」「笑顔になったよ」「適材適所。彼女は高いところなれてるからね」「スーパーヒーローだ」とコメントが寄せられていた。
米放送局「NBC」の人気番組「トゥデー」は「インディアナのチアリーダーがマーチマッドネスでハマったボールを確保し、試合を救ったことについて話す」などと題し記事を掲載。ボールを獲ったのはキャシディ・チェルニーで、下から彼女を支えたのはネイサン・パリスだったという。
チェルニーは会場の注目を一身に浴びた瞬間について「とっても緊張した。たくさんの人が動画を見てメッセージをくれたのが面白かった。凄くクールね」と同番組に話したという。試合はインディアナ大が53-82で敗れたが、一人のチアリーダーが演じたファインプレーは多くのバスケファンの記憶に刻まれることになった。
(THE ANSWER編集部)