中井亜美の3回転アクセルに日本のファンも驚き

　20日（日本時間21日）まで行われたフィギュアスケートのクープ・ド・プランタン（ルクセンブルク）でジュニア女子の中井亜美（MFアカデミー）が3回転アクセルに成功し、優勝した。13歳の大技成功は「回転が凄く速い」と海外に衝撃を走らせた一方、日本のファンも「開花した瞬間を目撃した」「感動でした」と驚いていた。

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　鮮やかに決めた。フリーに登場した13歳の中井は、淡い水色の衣装で好演。ゆったりとしたスケーティングから助走をつけ、タイミングよく前向きに跳んだ。見事な3回転アクセル。綺麗に着氷してみせ、演技後には涙を流した。

「アミ・ナカイの3A（加点1.33）　クープ・ド・プランタン2022にて」

　成功した瞬間の動画付きでツイッターにこう記したのは、海外フィギュアスケート専門サイト「エニシング・ゴーズ」だった。海外ファンは「本当にジュニア？」「回転が凄い速いね」「ジュニアがトリプルアクセルを成功させるなんて恐ろしい」と衝撃。しかし、驚いたのは海外ファンだけではなかった。

　日本のファンも「3A決まってノーミスすご!!」「今日は完璧!!」「もらい泣きしちゃったよ」「本当に開花した瞬間を目撃した…！」「点数出たあとの涙も感動でした」「腕の表現が柔らかくて好き」「力を出し切れたね」と絶賛した。ルクセンブルクとの時差は8時間。深夜まで投稿が相次ぎ、寝ずに応援したファンが多かったようだ。

　中井は来月から中学2年生になる2008年4月27日生まれの13歳。昨年10月の東京選手権（ジュニア）では2位だった。