伊藤美誠、元世界1位撃破の衝撃カウンターに国際連盟も絶賛「ミラクルショット!」
卓球の世界選手権団体戦(スウェーデン・ハルムスタード)は5日、決勝を行い、日本女子は中国に1-3で敗れ、47年ぶりの優勝はならず、3大会連続の銀メダルだった。卓球王国に一矢報いたのは先陣を切った世界ランク7位伊藤美誠(スターツ)だった。
日本は中国に敗れ3大会連続の銀メダル、伊藤は元世界1位に競り勝つ
卓球の世界選手権団体戦(スウェーデン・ハルムスタード)は5日、決勝を行い、日本女子は中国に1-3で敗れ、47年ぶりの優勝はならず、3大会連続の銀メダルだった。卓球王国に一矢報いたのは先陣を切った世界ランク7位伊藤美誠(スターツ)だった。
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伊藤は元世界1位の劉詩ブンにフルゲームの激戦の末に、3-2で勝利。日本勢が37連敗中だった劉から大金星を挙げた。国際卓球連盟(ITTF)の日本版ツイッターでは、追い込まれた状態からの伊藤の起死回生の一撃を「ミラクルショット」として動画で紹介している。
第5ゲーム、1-5とリードされた場面だった。伊藤のサーブからのラリーの応酬。相手のショットが1度ネットにかかり、ボールが横に落ちかけたが懸命に拾うと、相手の強打を見事に打ち返すカウンターが炸裂。対角線上に打ち込み、ポイントを挙げたのだ。
実況者も「何だってミマ・イトウ!」と大興奮の一打で流れを引き戻し、8-10と相手のマッチポイントから4連続得点で勝利。敗れはしたが、伊藤は中国相手にも互角以上に渡り合えることを証明した。
「後がない第5ゲームでマッチポイントを握られてから逆転できたのは、1-5でリードされた場面の『あの1本のおかげ』と振り返る。そのミラクルショットがこちら!」
ITTFはこうつづり、見事なカウンターを動画で公開している。卓球王国を慌てさせた伊藤の一撃。今大会のハイライトの一つになりそうだ。
(THE ANSWER編集部)