プロテスト不合格も「臨時登録者」で出場 “浪人”公言の高木優奈「全力を尽くす」
4試合目の出場には結果が必要だが…「経験を自分のプラスに」
高木自身も「浪人」し、今年のプロテスト合格に向けて努力することを公言していた。しかし、1月中旬に「JLPGA会員以外の世界ランキング300位以内の選手は、主催者推薦で『臨時登録者』として最大4試合できる」と判明。その1試合目がこの大会になり、今後は4月のヤマハレディースオープン葛城、パナソニックオープンレディースの出場も決まっているという。
ただ、現段階で高木の世界ランキングは265位。4試合目の出場を果たすためにも、それまでの3試合で結果を残す必要がある。「できればもう1試合にも出たいですが、出場できる試合の経験を自分のプラスにしていきたいです」。JLPGA正会員ならば3位以内に入れば、自動的に次戦に出場できるが、臨時登録者の高木にはその権利はない。今季中に正会員になる近道は「優勝」のみだが、高木は冷静だった。
「優勝したい気持ちはありますが、今大会も私だけがプロテストに合格していないわけで、ラッキーにラッキーが重ならないとそれは難しいと思います。とにかく全力を尽くして、プロテスト合格につなげていきたいです」
ツアーで唯一無二の存在となった23歳。オフの間に伸ばした飛距離も武器に、目の前の一打に懸ける。
(THE ANSWER編集部)