西武の「獅子まんま」を座席で注文&お届け 今季本拠地でモバイルオーダー本格導入
プロ野球・西武は、本拠地ベルーナドームの飲食店舗での待ち時間や待機列の混雑解消を目的として、座席から観客自身のスマートフォンで球場グルメを注文し、スタッフが座席まで商品を届ける「ライオンズグルメ モバイルオーダー&座席お届けサービス」を、対象座席と注文可能な商品を大幅に増やし、2022年シーズンより本格導入する。
14店舗50種以上のメニュー、約4300席で利用可能に
プロ野球・西武は、本拠地ベルーナドームの飲食店舗での待ち時間や待機列の混雑解消を目的として、座席から観客自身のスマートフォンで球場グルメを注文し、スタッフが座席まで商品を届ける「ライオンズグルメ モバイルオーダー&座席お届けサービス」を、対象座席と注文可能な商品を大幅に増やし、2022年シーズンより本格導入する。
2020年シーズン後半に同サービスを試験的に提供し始めたが、新型コロナウイルスの影響が続くなか、店舗での混雑を回避したいなどの理由から多くのファンに好評を得たため、本格的に導入することになった。
それぞれの座席に備え付けられたご案内用のカードに印字された二次元コードをスマートフォンのカメラで読み取り、専用Webサイトからからメニューを選択、クレジットカード、またはPayPayで決済すると、店舗のスタッフが商品を座席まで届ける。2020年シーズンの導入時は2店舗約20種類のメニューが対象だったが、今季は14店舗50種類以上のメニューの中からグルメやアルコールを選べる。対象座席数も1000席近く増え、約4300席で利用できるようになった。
また3月8日からオフィシャルECサイトのライオンズストア オンラインで販売している「おうちでライオンズグルメ」のうち、「若獅子カレー(ポーク)」、「若獅子帯広風豚丼」、「若獅子タコライス」を実際に調理したものも注文できる。
日本の球場としては最大級の約70店舗、1000種類以上のメニューを展開しているベルーナドームでは、カジュアルなファストフードから本格的なレストラン、多種多様なビールやカフェメニューなどを用意しており、ファンからは「獅子まんま」の愛称で親しまれている。
(THE ANSWER編集部)