1選手がワンプレーで3盗塁 米大学野球の珍事に全国紙も注目「信じられない守備ミス」
米大学野球で9日(日本時間10日)、相手のミスにつけ込んだ走塁で一塁から一挙に生還したランナーが話題だ。ミシシッピ大のペイトン・チャタニエル内野手の“爆走”に米メディアも注目。「信じられないような守備ミスの間に、一塁から本塁まで一気に盗塁した」と伝えている。
ミシシッピ大の選手がミスにつけ込み一挙生還
米大学野球で9日(日本時間10日)、相手のミスにつけ込んだ走塁で一塁から一挙に生還したランナーが話題だ。ミシシッピ大のペイトン・チャタニエル内野手の“爆走”に米メディアも注目。「信じられないような守備ミスの間に、一塁から本塁まで一気に盗塁した」と伝えている。
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珍プレーはミシシッピ大―アルコーン州立大の試合で生まれた。ミシシッピ大の2回の攻撃。一塁ランナーだったチャタニエルは、投手の一塁牽制の間に二塁へ。ヘッドスライディングでセーフとなった。
この時、守備側は進塁を防ぐため三塁ベース付近に誰かいるべきなのだが、なぜかガラ空きだったようだ。三塁手も二塁ベース付近におり、気付いたチャタニエルは三塁へ猛進し、再びヘッドスライディング。慌ててベースカバーに入った捕手のタッチも間に合わずセーフになった。
ここで終わらない。今度は捕手が三塁ベースカバーに回ったことで、ホームベースがガラ空きに。チャタニエルはまたも必死に走り、ヘッドスライディングで得点して見せた。この珍プレーを米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」は「ミシシッピ大のペイトン・チャタニエルが相手の守備ミスの間に一塁から本塁まで一気に盗塁」との見出しで報じた。
記事では「チャタニエルがミシシッピ大ファンに話題を提供。信じられないようなアルコーン州立大の守備ミスの間により、一塁から本塁まで一気に盗塁した」「賢いプレーで4-1にリードを広げた」などと伝えられている。またミシシッピ大野球部公式ツイッターも「『いいか、全部盗塁するぞ』 多分、ペイトン・チャタニエルはこんな感じだった」と文面につづり、実際の映像を投稿した。
米大リーグ(MLB)の開幕が遅れる中、連日熱戦が繰り広げられている米大学野球。大会公式サイトによると、チャタニエルはこのプレーで一挙に3盗塁が記録された模様。米ファンからは「Hahaha」「クレイジーだ」「オーマイガー」「恥ずかしい」「賢いね」「驚いたな」「ワイルドだな」などとコメントが集まっていた。試合はミシシッピ大が16-1で7回コールド勝ちしている。
(THE ANSWER編集部)